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ボイストレーニングのための日常練習ってなにしてる?

ボイストレーニングって何から始めたらいいのかわからないですよね。大丈夫、私が教えちゃいます!まずは発声の基礎から始めましょう!


腹式呼吸の練習


寝転んだ状態や立った状態で、お腹に手を当てながら腹式呼吸をします。4秒で吸って8秒で吐くなど、吐く時間を長くすることを意識しましょう

準備

  • 静かな場所の代わりに、リラックスした状態になります。

  • 寝転がるか、背筋を伸ばして立つかの選択肢あります。

基本姿勢

  • 片方の手をお腹に、もう片方の手を胸に置きます。

  • これにより、呼吸時の体の動きを感じ取ります。

呼吸のリズム

  • 鼻から息を吸い、口から息を吐きます。

  • 吸う時間は4秒、吐く時間は8秒を目安にします。

呼吸の意識

  • 息を吸う時:お腹が膨らむように意識します。胸はリセットします。

  • 息を吐く時:お腹がへこむように意識します。

練習のポイント

  • 吐く時間を長くすることで、息のコントロール力を決定します。

  • 徐々に吐く時間を延ばしていきましょう(例:4秒吸って10秒吐く)

回数と頻度

  • 1セット5〜10回程度を目安に行います。

  • 1日3回(朝・昼・晩)程度の練習が理想的です

注意点

  • 無理をせず、自然な呼吸を心がけましょう。

  • すごく苦しかったらすぐにいつもの呼吸に戻してください。


リップロール

リップロールは、ボイストレーニングのウォーミングアップとして最適です。また、声帯への負担が少ないため、声の調子が悪いときにも安全に練習できます。継続的な練習により、安定した息の吐き方や発声が身につき、歌唱力の向上につながります。

  1. 準備

    • リラックスした状態になります。

    • 背筋を伸ばして立っているか座ります。

  2. 基本姿勢

    • 唇を軽く閉じ、少し前に突き出す。

    • 上唇より下唇の方が先に出ると考えられます。

  3. 呼吸

    • 鼻から深く息を吸います。腹式呼吸をしましょう。

  4. 発声

    • 唇を閉じた間から息を出し、「ブルブル」と唇を震わせます。

    • 息を吐くときは、一定の速度で安定した息を使うことを意識します。

  5. 練習のポイント

    • 頬や顎の筋肉を緩めることができます。

    • 吐き続ける時間を徐々に伸ばし、長く吐き続けられるように練習します。

    • 無理をせず、自然な呼吸を心がけましょう。

  6. 応用

    • 慣れてきたら、音程をつけながら練習します。

    • スケールを使って低音から高音まで練習することで、音域の拡大にも効果があります。

リップロールは、ボイストレーニングのウォーミングアップとして最適です。また、声帯への負担が少ないため、声の調子が悪いときにも安全に練習できます。継続的な練習により、安定した息の吐き方や発声が身につき、歌唱力の向上につながります。



ハミング


口を閉じるんーとから出す練習です。
ハミングは帯の負担が少なくなり、声の出しやすい練習になります。ウォーミングアップとしても効果的また、リップロールと併用することで、より効果的なボイストレーニングになります。

  1. 基本姿勢
    リラックスした状態で背筋を伸ばし、立ったり座ったりします。
    肩の力を抜いて、顎を引き締めて味わってください。

  2. 口の形

    • 唇を軽く閉じます。

    • 歯は軽く開けた状態にします。

  3. 呼吸

    • 腹式呼吸をして、鼻から深く息を吸います。

  4. 発声

    • 「んー」という音を出しながらも、鼻から息を吐きます。

    • 口を閉じて、鼻腔を通して声を出します。

  5. 練習のポイント

    • 声が鼻や頭を割って響くように意識します。

    • 喉に力を入れすぎないように注意してください。

    • 音程をつけながら練習すると、より効果的です。

  6. 応用

    • 慣れてきたら、スケールを使って低音から高音まで練習します。

    • 好きな曲のメロディーをハミングで歌ってみるのも良い練習になります。



ロングトーンの練習


同じ音を長く安定して出し続ける練習です。息を一定に保つように意識し、特に息を吐き切る寸前まで安定して声を出せるように練習します。

練習方法

  1. 出やすい音程から始めます。

  2. 「ホォーーーーーーーィ」と発声し、徐々に長さを伸ばしていく。

  3. 一定の呼吸量を保ちながら発声することを意識します。

目安を表示します

  • 5〜9秒:一般的なロングトーン

  • 10〜14秒:一般より少し長い

  • 15秒以上:長いロングトーン

少しずつ長さを伸ばして、安定した発声を目指しましょう。



スケール練習


ドレミファソラシドと音階を上下に歌う練習です。音程の正確さや声の安定性が養われます。

  1. 基本的なスケールの練習

    • 「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の音階を使います。

    • 徐々にスピードを上げていく。

    • 「あー」や「まー」などの母音や子音+母音で練習します。

  2. 半音ずつ上げる練習

    • 低い音から始めて、半音ずつ音程を上げます。

    • これにより、より広い音域をカバーできます。

  3. スタッカートとレガシーの練習

    • スタッカート:音を切って歌っています(例:「ア・ア・ア・ア・ア」)。

    • レガート:音を滑らかにつなげて歌います(例:「アーーーー」)。

    • 両方の練習を行うことで、声のコントロール力を決定します。

  4. 異なる母音での練習

    • 「あ」「え」「い」「お」「う」など、様々な母音でスケールを歌っています。

    • これにより、異なる母音での発声の安定性を決定します。

  5. リズム変化をつけた練習

    • 音符の長さを変えて練習します(例:四分音符、八分音符、三連符など)。

    • リズム感と息のコントロールが重要です。

  6. ハミング練習

    • 口を閉じて「んー」と鼻から声を出しながらスケールを歌います。

    • の感覚、の感覚アップにも効果的です。

  7. インターバル練習

    • 3度や5度などの音程を使ってスケールを練習します。

    • 音質の向上に効果があります。


その他

  • 日常会話での意識
    普段の会話でも、腹式呼吸や正しい姿勢を意識することで、自然と声質を改善できます

  • 顔の筋肉のトレーニング
    顔の筋肉をマッサージしたり、表情筋を動かしたりすることで、声の響きや表現力を向上させることができます。



これらの練習を取り入れることで、ボイストレーニングの効果を高めることができます。ただし、練習を始める前に必ず体を温め、ウォーミングアップを行い、十分な水分補給をするようにしてください。。また、正しい姿勢を意識することも重要です。継続的な練習が大切ですが、無理をせず自分のペースでやってみてくださいね。


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