ブランディングとは、売るを不要にすること、かもしれない。
「優れたマーケティングは販売を不要にする。」という日本語に出会いました。ピータードラッガーの言葉とのこと。気になってどんな意味で言われているのか調べたところ、このように書かれていました。
ドラッガーの言葉
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" Indeed, selling and marketing are antithetical rather than synonymous or even complementary.
There will always, one can assume, be need for some selling. But the aim of marketing is to make selling superfluous.
The aim of marketing is to know and understand the customer so well that the product or service fits him and sell itself. "
売ることとマーケティングは逆のことである。
マーケティングの目的は、売ることを不要にすることだ。
マーケティングの目的は、顧客を充分に理解して顧客に相応しいものとし、自然に売れるようにすることだ。
(出典 " The Practice of Management "Peter F. Drucker )
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ブランディングとは
「売る から 売れる」において、ブランディングとは本質を理解し、売れるをつくることである。とお話ししました。
マーケティングとは
また、「世界を変えた男の教え」においては、マーケティングとは価値を伝えること。とお話しています。
”マーケティングとセールスが同じだという間違った思い込み”
を多くの方がしているように思います。しかし、売る 売れる という例とひもづけることで、セールスとマーケティングとは、セールス=売るとマーケティング=売れるであり、ドラッガーのいうように、異なることがわかりました。
そして、以上をまとめると、以下のようにいえるでしょう。
”ブランディングとは(マーケティングの目的である)、自然に売れるを実現するためにあり、売ることを不要にするためにある。” つまり、
ブランディングは、 売る を不要にします。
”建築を通じたブランド価値の構築(ブランディング)”それが私たちSTARが行ってきたこと。
今回は、マーケティングとセールスの違い、そして、マーケティングとブランディングとの関係について考えてみました。
次回は、デザイン経営の実践に必要とされる2点の必要条件(①経営チームにデザイン責任者がいること②事業戦略構築の最上流からデザインが関与すること)について、すこし考えてみたいとおもいます。
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