Bespoke Tailor
オーダーメイドは和製英語で、英国ではbespokeと表現されます。
ちなみに日本語でスーツを指す背広(せびろ)は英国のテーラーが集まる通り
、Savile Rowが名前の由来であることはよく知られています。
007のジェームスボンドは、かっこいい男性の象徴。
着ているスーツも決まっているのがいつも話題になります。現ジェームスボンドのダニエルクレイグはTom Ford(グッチとイヴサンローランの元クリエーティブディレクター)のスーツでした。写真は、theジェームスボンド、ショーンコネリーが「ロシアより愛を込めて」のスーツをテイラーでフィッティグしている風景 Tailor Anthony Sinclair fits Sean Connery for a bespoke suit he will wear in From Russia With Love, 1963 (出典https://anthonysinclair.com)です。
bespoke は、着る人と会話(speak)をしながら、着る人に相応しいスーツを仕立てる(tailor)ことが言葉の由来。これは前にお話した額縁をスーツに置き換えると全く一緒のことです。
一流のテーラーは、服の生地やボタンなどについてほとんど聞きません。話す内容は、顧客のステイタス、好みや、スーツをどのような場所で着用し、どのように見られたいかなどが会話の大半です。それをふまえ、イタリアンクラシコのダブルスーツにしてボタン間隔は狭目にするなどを作りこんでいきます。それは、目的をきき、その解決としてスーツをデザインするということ。あくまでもスタイルは結果であり、手段に過ぎません。STARの空間デザインも全く一緒です。「クライアントをスターにする。」それが私たちSTARのデザインポリシーです。
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