口数が少ない子供の接し方
2020年3月9日㈪です。今回は、私もそうだったんですが、口数が少ない子供に対しての接し方のシェアになります。
早速見ていきましょう。フュ~イゴ~👇👇
話をしない子供の事例
西田サキちゃん(幼稚園 年中)は、幼稚園の先生から「話をしてくれない」「いつも黙っている」と心配されています。
母親も家での口数が極端に少ないことを気にしています。
幼稚園の先生に相談したり、ほかのお母さんに相談したりしましたが、専門家のところで相談したほうが良いと感じて、あなたの元にやってきました。
母親には来談者中心療法を導入し、サキちゃんは工作が好きだという事で、コラージュ療法を導入しました。
すると、とても素晴らしい作品が出来ました。
あなた
「わ~。すごく素敵なのができたね。サキちゃん上手!」
クライエント
「……。」(無言だが嬉しそうに笑う)
あなた
「この絵の説明してくれる?先生に教えて。」
クライエント
「えっとね……。ここがね、動物園。ママとパパと行った。」
あなた
「へ~。動物園にママとパパと行ってきたんだ。楽しそうだね。」
クライエント
「うん。鳥がね、すごく鳴くの。「キー」って。大きい声でびっくりしたんだ。………。(しばらく無言)それからね、シマウマってどうやって鳴くか知ってる?
あなた
「シマウマって鳴くの?どう鳴くの?」
クライエント
「わんわんって鳴くんだよ。本当の鳴き声はサキも聞いたことないけどね。」
👆この時に気をつけたい対応とは。。。
【GOODな対応】
『クライエントが話したくなるような、適度な問いかけを心がける』
子供のクライエントと関わる時に大切なのは「待つ」姿勢です。
子供の心は活発に動いていますが、大人と比べて表現方法が上手ではありません。
子供が表現しやすい、適度な問いかけで会話を引き出すようにしましょう。
【BADな対応】
『クライエントのペースを考えず、質問を繰り返して会話を引き出す』
たくさん質問をしても、表現方法や言葉をうまく使えない子供は、全ての質問に答える事ができません。
子供を追い込んでしまう可能性がありますので、クライエントのペースに重点を置いて語りかけましょう。
【まとめ】
口数が少ない子供でも、心は活発に動いている。個性として見守りましょう。
話すことが楽しい、表現することが楽しい、と思ってもらえるような適度な質問をして会話を引き出しましょう。
という事で今回は以上になります。
コメントお待ちしておりますね。
最後までありがとう。