【基本】問題を起こす子供との接し方。

2020年2月20日㈭です。今回は、心理療法のご紹介と、子供の問題行動についての概要になります。子供との関わり方についての基本になります。

それでは行きましょう!

フュ~イゴ~👇

発達途上にいる子供

子供は発達途上であるため、カウンセリングでは大人と違った困難さがあります。

語彙が少ない子供は、言葉で自分の思いや、感情を表現することが苦手です。

また、言葉自体は知っているものの、その言葉を使って自分の感情を表現する事に慣れておらず、うまく表現することが出来ない事もあります。


伝え方が分からない子供は、何の脈略もない言動をとったり、衝動的な行動をとったりなど「問題」を起こして不満や感情を表現してしまう事があります。


👆ふむふむ、僕にも心あたりがあります。意味もない言葉を作り上げて口に出す。とか、英語の筆記体をマネて意味もない日記を書りたりしてました。

今思えば、言葉にできない感情を伝えたかったのかもしれません。😃



【問題を起こす子供】

問題を起こす子供に対して「問題を起こす子供」と判断して、関わりを諦めてしまう大人もいます。

しかし、子供が問題を起こす事が「問題」なのではなく、子供は伝える事が出来ずに、あらゆる手段で伝えようとしている事に対して理解がない事が問題なのです。

では、そんな子供に対してどのように接していったらよいでしょう。


子供に対するアプローチ

子供が言葉によるやり取りを希望する場合は、言葉をつかってのコミュニケーションをとるのが望ましいですが、

言葉をあまり使わない方法もあります。

・遊戯療法…(おもちゃなどの遊びを通して気持ちを伝える練習をする)

・アートセラピー…(絵を書いてもらい、後に絵の意味を訪ねてみる)

・コラージュ療法…(イラストや写真を切り取り作品を作ってもらい、後に作品について訪ねてみる)

のような方法があります。

言葉を使わなくても自分の気持を伝える練習になります。

大人も、子供が何を伝えたいのか意図を感じやすくなります。


👆なるほど、絵を書くとスッキリとした気持ちになるので、お絵かきってやっぱりただの遊びではなっかたんですね。



【まとめ】

子供は自分の気持をうまく伝えることができない。

「問題行動」を通して気持ちを伝えようとしているしている事があるので、その気持に心を通わせる事が重要。

そして、気持ちを言葉にする事が難しいケースもあるので、「だまってても分かりません、ちゃんと説明しなさい!」と言うのではなく、

言葉を使わない方法もあるので、そちらを実践してみる。

例えば絵を書いてもらったり、作品を作ってもらったりなど、

形を通して気持ちを伝える練習をしてもらうと、大人も子供が何を伝えたいのか、気持ちを受け止める練習にもなります。

👆言葉でのコミュニケーションがまだ上手ではない子供に「自分の意見を話しなさい!」って迫ったところで解決には結びつかないのですね。

様々な方法でコミュニケーションが取れる事が学べました。


と、いう事で今回は以上です。

最後までありがとう。


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