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「他人が決める僕から自分が決める僕へ」 ~僕の半生記~

はじめに

2021年7月に大きな決断をした。

10年以上勤めた会社を辞めて、

15年以上続けたサラリーマン生活を辞めるということ。

2022年からはフリーランスとして、

企業に属さないで生活していくことに決めた。

これからは、複数の収入源を持ちながら、

半自給自足的な生活をしていきたいと考えている。

長い間転職することは考えていたが、

少なくとも一年前には企業を辞めるなんてことは全く頭にはなかった。

しかも退職と同時に転居も予定している。

自分でも驚いているが、この半年ほどで急速に考え方が変わっていった。


今これを書いている時(2021年8月時点)では、

不安よりもワクワクが大きい。

この15年以上の間、

会社のために多くを割いていた時間が全て自分の時間になる。

間もなく手に入れるその時間、

自分のためだけの時間をどう使っていこうかを今から楽しみに考えている。

すでにやりたいことがたくさんある。

主に”創る”ことや、

地域復興など人をサポートすることがしたいというのは頭にある。

フリーになってからの話は、時期が来たら書きたいと思っている。


次のステップに行く前に、これまでの人生を振り返っておこう、

過去の自分にきちんと向き合っておこうと考え、半生記を書くことにした。

主に、ネガティブな出来事に改めて向き合いたい。

過去のネガティブなことは、

いじめ、鬱、休職、挫折、親との関係、、、

これから書いていくことはあくまでも一人のヒトが生きてきた過程なので、

完全に同じ人生を歩んでいる人はいないけれど、

部分的にでも共感というか参考にしてもらことで、

誰かの何かのためになれば嬉しい。

(とはいえ、これを書くことは100%自分のため)

これまで誰にも話さずに自分の胸だけに閉まってきたことも、

この理由から文章にしてみる事にした。

ただ、割とセンシティブな内容も含まれているので、

本当に読みたい・興味があると思える人にだけ公開したいと考えて、

有料公開にさせてもらうことにした。

ご理解いただけるととても嬉しい。


今回の半生記には

「他人が決める僕から自分が決める僕へ」

というタイトルを直感的につけてみた。

これまでの人生を振り返ってみると、

小学校6年生でいじめにあってからたいてい何を決めるにも、

特に大きな判断ほど周囲の人のことを気にした上で

自分の判断をしていた。

(最近まで僕自身はそう思っていた)

だからこのタイトルが浮かんだ。

そのことに少し変化が現れてきたのは僕自身が交通事故に遭ったり、

親友を亡くしたりした経験があったからだと思う。

変化と言っても、極めてごく一部の決断が自分本心による判断になった、

ということに過ぎないけれど。

ペルーに行ったことは完全に自分自身の判断だと思っている。

「生きている間にマチュピチュに行きたい!」

その声に従った。

因みに前記の目的がこの文章にはあるので、

今回ペルーの話は書いていない(ごめんなさい笑)


仕事で文章(と言ってもマニュアル的なものが多い)

を書くことはしているものの、

こんな長い文章を一人で書くのは初めての試みなので、

乱文に脱線はたくさんしていると思う。

もしこれを読まれている方がいれば、暖かい目で見てやって欲しい。

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