【ご報告】ひとと組織の「かたわら」に寄り添い「ありたい」を叶える会社を創りました
みなさんこんにちは!
久しぶりのnote投稿、ご無沙汰しておりました。
本日はみなさまに一つご報告がございます。
これまで複業・個人事業として進めてきた屋号「かたわら」はこのたび、2022年12月12日付にて「株式会社かたわら」として法人になりました。
本業の隙間時間で複業としてひっそり始めた就活支援サークルの立ち上げから約7年、小さいながらもまさか自分が経営者になるとは当時は全く想像していませんでした。
これもひとえにいつもお仕事やプロジェクト、SNSなど様々な場面でご支援頂いている皆さまのおかげです。本当にありがとうございます!
私の複業家としての歩みは今年の頭にもnoteでまとめさせて頂いておりますので、今日は株式会社かたわらとなって今後どんなことをしていきたいのか、何ができるのかについてお話しさせてください。
※何ができる会社なのかを早く見たい方は目次より「組織創りのお悩みならかたわらへ」に飛んでご覧ください
「かたわら」に込めた想い
まず、社名である「かたわら」について。
元々複業家として始めたこともあり、「本業のかたわらやっているから?」と言われることが多かったのですが、それはたまたまで笑(むしろ、ご指摘頂いて「たしかに!」って気づきましたw)
僕は学生時代からサブリーダー・副〇〇といった2番手の立ち位置でいることが多く、社会人になってからも2人部署で2番手だったり、社長の秘書・参謀的ポジションだったりと「誰かの隣」にいることで機能する個性を持っていました。
複業を始めた当初は自分をどうやって差別化していけば良いのか、自分の個性がなんなのかが自分でわかっておらず、とにかく動きまくって必要として下さる方の期待に応え続けるしかないとガムシャラにやってきたのですが、ある程度お仕事を頂けるようになり、自分がやっていることを俯瞰して見てみると、自分が主役の仕事ってひとつもなくて、すべてが夢や目標を持つ個人・組織の隣で支援する仕事だということに気づきました。
自分が一番誰かの役に立てるのは「NO.2というポジション」にいることなんだなと思い、いつも依頼者のそばに寄り添う、という意味で「かたわら」という屋号を創りました。
越境するNO.2 という特性
では、かたわらが主に何を価値として提供できるのか。
僕自身は広告宣伝・マーケティングからキャリアをスタートし、広報や営業企画などを経由して人事に至っていて、コーポレート・バックオフィス領域全般を経験してきたゼネラリストです。
スキル)
物事を整理し、分解し、再構築するチカラ
特性)
境目をまたいで、繋ぐ・伝えることで価値に変える
これは以前に友人が僕のスキルと特性を分析し、教えてくれたものです。(自分自身では自分の強みがわからず迷走していた時期がありました笑)
実は過去にやったことある仕事としてはアルバイトも含めて50職種くらいはあり、どれもそれなりにやれていたことで逆に何が得手なのかよくわからなくなっていたのですが、「物事を整理して、分解して、再構築する」ことができるから、わかりやすく伝える力(言語化・翻訳力)があって、どんな仕事でもそつなくこなせるし、特にマーケや人事が合っていたんだと思う、と友人に言われとても腑に落ちました。
そこで、僕自身としては「越境するNO.2」自体を商品としてこれまで個人事業を進めてきました。
かたわらが大切している3つのこと
その後、ありがたいことにたくさんのご縁からお仕事をご紹介頂き、ひとつひとつ丁寧に積み重ねていくうちに、想いを共にする仲間の輪が全国で少しずつ広がり、かたわらとして出来ることもどんどん広がっていきました。
もっと、夢を持つひとや組織が輝く為に力になりたい。
元気な組織が地域に増え、地域全体が豊かになっていくお手伝いをしたい。
そんな想いを実現する為に。かたわらを会社にすることに決めました。
ただ、実際のところ地域で事業を、組織を運営していく上で起こる悩みや取り巻く環境は年々厳しさを増しており、綺麗事では進まないのが現実です。
かたわらには企業・自治体の組織創りをお手伝いする上で大切にしていることが3つあります。
1)綺麗事じゃなく、中に入って現実からコツコツ一緒に築く
きれいな・耳触りの良い言葉をどれだけ重ねても行動が伴わなければ何も変わりません。
かたわらが組織創りのお手伝いをする際、最初に行なうのは丁寧なヒアリングや組織サーベイ・匿名アンケートなどを通じた「正しい現状把握」です。
それは時に経営者やトップにとって知りたくなかった現実を炙り出すことにもなり得るでしょう。ただ、現実を正しく認識することなく描いた未来図は「絵に描いた餅」にしかならず、組織を誤った方向に導くだけです。
かたわらはまず最初に現実をしっかり見える化した上でファクトドリブンで進めていきます。
またその際、僕らは主にローカルの中小企業・地方自治体の組織創り支援を得意としていますが、その地域に足を運び、組織の中に入って中の人たちと一緒に仕事をすることを大切にしています。その地域のこと・組織のこれまで積み上げてきた歴史や背景をしっかり踏まえた上で、新しい視点も提供するのがかたわらのスタイルです。
2)無駄なコスト(内戦)を削る
各階層への丁寧なヒアリングや組織サーベイなどを通じて現実を知っていくと、同時に「必要のない作業」や「無駄な経費」が見えてきます。
かたわらでは人事顧問を通じてこれらの無駄コストのカットも同時に進めていきます。具体的にはシステムやツールの改廃、費用対効果の検証、オペレーションの改善です。
加えて、現状把握を進めると見えてくるもう一つ大きな無駄コストがあります。それは社内での「人間関係のこじれ」です。
正直、社内での揉め事や人間関係の不和といった「内戦」は顧客・住民や取引先にとってはどうでもいいことで誰も得をしない完全な「無駄」だと思います。
そして、こういった内戦は大抵「一方的な勘違い」や「勝手な解釈」によって起きています。
僕らが人事顧問で入って最初に手をつけるのは、こうした「未知の恐怖」を無くしオープンコミュニケーションを組織に根付かせていくこと。話せばわかる・伝えれば解消することを我慢しなくて良い組織を創ります。
3)「ありたい」が溢れる空気感を創る
現状把握を進めていく中で見えてくるもう一つの違和感は「メンバーの能力・意欲・ポテンシャルを正しく把握できていない」ことです。
例えば、SNSでの発信がうまくいっておらず多大なコストをコンサルなど外部の専門家にかけている組織で、僕らが様々なメンバーに1on1をしていくとSNSが得意な若手が社内に何人もいた、といったケースはよくあります。
トップダウン・軍隊式・年功序列な風土において起こりがちなのはメンバーが自由に「できること」「やりたいこと」を発信することができず、加えてマネジメント層に面談スキルやフィードバックスキルがなくて、メンバーの本来持っている能力や意欲を把握・活かすことができない状況。
なんて勿体無いんだろう。
事業と組織が伸びている組織とそうじゃない組織の違いって、削ぎ落としていくと「自分事マインド」を持つ人がどれだけいるかに尽きるんじゃないかと思います。
コストの無駄は会社のお金を自分の財布と思えていないから。
会社への不満は対案をつけて「提案」に昇華できていないから。
噂話やサボリはそんなことに時間を割いていても会社や組織が永遠に存続し、自身が今後も雇われ続けるものと勘違いしているから。
そんなどこか「他人事」なマインドが組織の最大パフォーマンスを出すことを阻害しているように感じます。
まず組織の中で起こる事を「自分事」だと思える人をどれだけ増やせるか。
そして自分事マインドを持つ人が自身と組織の「ありたい姿」の為に手を挙げ行動する機会を邪魔しないこと。ゆくゆくはみんながのびのび挑戦し、失敗から学んで再挑戦するサイクルを当たり前にしていけるか。
そんな「ありたい」が溢れる空気感を創っていきたいです。
組織創りのお悩みなら「かたわら」へ
では、実際かたわらがどんな形で組織創りのお手伝いができるのかについてご紹介させてください。
僕らは主に中小企業や地方自治体を対象に、正しい現状把握から抽出した本質的な組織課題に対してマーケティング思考と越境視点をベースにしながら、人事の全領域(採用・教育・制度設計・労務)から必要な施策を組み合わせてオーダーメイドで提案、「中の人」となって施策を実行しています。
《 かたわらの提供サービス 》
僕らが主に提供しているサービスは「人事顧問」です。
いわゆるコンサルタントではありません。
何が違うかと言うと、
〉決まったパッケージ商品を繰り返し販売することをしない
〉クライアントの現状把握と課題抽出・分析をする「組織サーベイ」を起点にオーダーメイドで改善策を提案・実行する
〉単発・短期よりも、地域や組織の中に入り込んでメンバーの皆さんと一緒に実働しながら深く長くお付き合いしていく
のように、今その組織に起きている解決したい課題に合わせて都度アクションを「変化させつつ継続していく」スタイルです。
例えば、事業成長を見据えて「人が足りない」なら採用を支援し、「離職率が高い」なら1on1面談や教育研修を実施、無駄なコストを削る為に「生産性を高めたい」ならDX・業務改善を支援し、「マネジメントコストを減らしたい」なら理念策定やカルチャー醸成をお手伝いする。
といったように、組織の状態・目指す理想に合わせて提供するサービスも変化させていくことができるのが「かたわら」の強み。
(もちろん、課題認識がはっきりしている場合にはサービス単体でのご依頼も可能です)
▼初めてのかたわら🔰 ご紹介ページ
北海道から全国へ。仲間たちと一緒に「自分事」の価値を広げていきたい。
会社になったかたわら、
その本社オフィスは北海道札幌市のEZOHUB SAPPOROです。
名前の通り、北海道から価値を生み出す人たちがこの場所で繋がり、新たな価値が日々生まれている素敵な場所。
このたび、僕が普段から働いているこの場所を再出発の基点にしました。
もしお近くにお越しの際にはぜひ遊びにきてくださいね。
最後に、僕たちかたわらのことを少しお話しさせてください。
株式会社かたわらは代表の佐藤とプランナー兼バックオフィスの山田のふたり会社です。普段は僕が札幌、山田は東京で互いにフルリモートで働くスタイルになります。
山田とは数年前、僕が人事をしているブライダル企業を新卒で受けてくれたのが最初の出会いでした。当時は内定まで進めたもののタイミングが合わず他社に入社したのですが、その後もSNSなどで時折連絡を取っていました。
そして昨年、転職をした山田と久しぶりに東京でランチをした際に僕が手数が足りなくて悩んでいることを話したところ「手伝ってみたい」と申し出てくれたことをきっかけに複業でサポートしてくれることに。
その後、山田が勤めていた会社を辞めることになり「今後どうする?」という話をした際に互いに「一緒に組むか!」と意気投合し、今日この日までふたりでコツコツ準備を進めてきました。
互いのパートナーや家族の幸せの為に働き、価値観も近しく気を遣わないことや、お互いの家族ぐるみでのお付き合いというか笑、何よりウチの息子がとても懐いているのも嬉しく思います。
社長と従業員、というよりはもう家族のような関係性ですね。
僕が言うのもなんですが、この偶然の繋がりがなく、もし山田じゃなかったら正直な話まだ当面は会社にはしなかっただろうなと思っています。
それくらい一度お会い頂けたら好きになって頂けるんじゃないかなと思う素敵なひとなので、これから佐藤共々よろしくお願いいたします。
拙い長文にも関わらず、最後まで読んで下さってありがとうございました!
たくさんの皆さんとの出会いとご縁があって、今日この日を迎えることができました。あらためまして、普段から僕らと繋がって下さっている皆さんに感謝を伝えさせてください。ありがとうございます!
株式会社かたわらは北海道から全国で夢やビジョンといった「ありたい姿」を目指すひとと組織をオーダーメイドの組織創りで応援してまいります!
とはいえ、まだまだ吹けば飛ぶような小さな会社ですので、お仕事のご依頼やご紹介を頂けたら泣いて喜びます!全国どこにでも行きます🙇♂️
会社になってリソースが増えたことと、信頼できる仲間たちも全国におりますのでしっかりご期待にお応えできるかと思います。
ご相談はお問い合わせフォームのほか、お気軽にSNSやDMなどでもお声がけ頂けたら嬉しいです🙏
それでは今後ともかたわらをよろしくお願いいたします!
今年も一年お疲れ様でした。
そして、2023年も皆さまにとって充実したよい年になりますように。
2022年12月12日
株式会社かたわら
代表取締役社長 佐藤 彰悟
※株式会社かたわらへの問い合わせ・相談は下記のフォーム・メールまたは代表佐藤へのSNS・DMまでお願いします
代表メール:katawara.info@gmail.com
※佐藤のプロフィール・SNSはこちらから