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ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン やるぞやるぞやるぞ!

ロマサガ2のリメイク作品が出るらしい。
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブンってやつだ。

序盤を遊べる体験版も出ているので、どうやら本当の話だ。

いや、実は体験版は既にプレイ済みなのだ。
夢になるといけないので大騒ぎはしない。
サガの世界では「石橋を叩いて渡る」慎重さがなければ生きてゆけない。
浮かれ気分のままダッシュでフィールドを駆け回り、敵シンボルに激突すれば陣形が乱れてしまう。そして、迂闊なフリーファイトを展開し地獄爪殺法がぶっ刺さって全滅するんだ。

そんな志半ばで散っていった皇帝達を我々は何人も見てきたはずだ。
そんな初歩的な失敗はしない。我々に必要な掛け声は「先帝の無念を晴らす!」ではなく、いつだって「やるぞ!」だ。

ロマサガ2を未プレイの方が読んだら、さっきからずっとなにを言ってるのかわからないかもしれないが、とにかくこれに関しては慎重にやらせてもらう。それが私のロマンシングだから。

とにかく、やるぞ!

プレイしてみた感じ、かなり良さげ。いいよ、良いじゃん。スゲーじゃん。
原作であるSFC版の雰囲気は壊さずに、新しくできるところは現代風に遊びやすくしている。ロード画面に表示される懐かしのドットキャラにリスペクトを感じてしまう。さりげない気遣いだがオジさんはこういうのが嬉しい。

ゲーム通が喜びそうな戦闘時のタイムライン表示/非表示を選択できる等の細かいオプション設定は、プレイヤーがそれぞれ培ってきた「ロマサガ2はこうあるべき」という難しいニーズに答えてくれそうで、大きな期待が持てる。
私は、やっぱりちょっと理不尽なくらい難しいサガが好きだ。特にロマサガ2は難しいのが似合う。頑固な職人の味でいてくれ。ストーンシャワーがいつ降ってきても俺は生き延びてみせる。どんな苦難を乗り越えてでもアバロンを守護らなければいけないんだよ、俺たちは。

というよりも、JRPG全てにこの機能を追加して欲しい。JRPGはまだまだ進化できるはずだ。

あと、これ書いておかないといけない部分だと思うのであえて書きますが、出てくる女の子が全員カワイイっす。アザス。
デュフフな萌え~的な話は普段抑えているんですが、これはさっっっっすがに御報告させていただきます。萌えっす。アザス。

女フリーファイターことアンドロマケーのデザインはSFC版からかなりテコ入れされていますが、雰囲気はしっかり残して現代風のビジュアルになっていました。
これは同窓会で久しぶりに会った女子がめっちゃ美人になっていた感覚に近いかもしれません。

ロマンシングなほくろが!?

いや、俺は女フリーファイター結構使ってたからね?
ワタクシ、『古来からの女フリーファイター使い』ですから。新参君にはでかい顔させませんので。対戦よろしくお願いします。

女最終皇帝も相当レベル高いっす。マブいぜ。アザス。 
最終皇帝は男一択でしょ!?と思ってましたが今、揺らいでいます。

あと、七英雄についても過去編が深堀りされそうです。
七英雄に限らずロマサガシリーズは多くを語らないところが特徴的であり魅力。
じっくり考察したくなるような「想像のための行間」が残されていて、それこそが「味」というか「ロマンシング」足る部分なので、七英雄に対する公式側からの深堀りは製作側に繊細さと高度なセンスが求められると感じます。
でも、体験版をやってみた感じだと、要らぬ心配かもしれないですね。きっと優秀でロマサガ2愛に溢れた製作者が居るのだと思います。俺もそんなお前が好きだ。

今までやってきた名作RPGのリメイク作品は、便利になりすぎて本来持つ緊張感が無くなったり、間延びしてテンポが悪かったり、デスピ〇ロがチョメチョメしちゃったりしてなにかと原作を超えないことが意外と多い。
もちろん、「出てくれただけでも感謝!」という気持ちを忘れてはいけないが。

でも、ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブンは超えるのかもしれない。
偉大で、とてつもなく雄々しい父、原典SFC版ロマンシング・サガ2を。

きっと伝承しているはずだ、あの二段斬りを。

発売日が待ち遠しくなるゲームがあるのは、ありがたいことだ。
やるぞ!


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