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作り手側ももっとゲームについて語ろうず

もし無人島にゲームを1本持ち込むとしたら?という小学生じみた質問に答えるとすれば、「風来のシレンシリーズのどれか」と答えるかもしれない。
本気で考えたことはないので、実際には違うゲームを選ぶかもしれないが、それくらいシレンは好きなゲームの一つだ。

そんなシレンシリーズについて、開発スタッフが過去作や最新作までの機能、時代背景、そしてコミュニティについて語ったインタビューを最近読んだ。
私は、シリーズの「もっと不思議なダンジョン」さえあれば十分と考えているちょっと厄介なタイプのファンであり、特殊ルールのダンジョンや風来救助のシステムにはあまり興味がない。

それでも、インタビューで語られているような、シレンを完全な一人用ゲームに終わらせないためのシステム作りや開発の努力を読むと、そうした工夫がコミュニティを育て、続編が作られる理由の一つになっていることが改めてわかる。

とはいえ、シリーズには突っ込みたくなる要素もある。シレン6の神髄40階にオヤジ戦車ゾーンを作ったのは誰だ?とか、デッ怪の何が面白いんだ?とか。
そんな文句は重箱の隅をつつくような話で、つまらない愚痴だ。
そんなこと言う奴は誰だ〜!?このやろ!恥を知れ~!



すいませんでした

それにしても、今回のインタビューを読んだ時も、ストリートファイター6のバランス調整についての開発コメントを読んだ時も思ったのだが、「開発側の意図」が説明されると、プレイヤー側からの不満は意外と薄まることがある。

というよりも、そもそも「100点満点の完成されたゲーム」というものは、まだしばらくはこの世に出ないのだろう。
だから、90点のゲームが91点になるだけでも大成功と考えるのが健全な向き合い方だ。時には90点が85点になるような続編や調整もあるが、それでも最初から85点を目指して作ったわけではなく、きっと91点を目指した結果なのだろう。

開発側からのこうしたメッセージは、まだまだ世の中に足りていないと思う。単純に私がこういう話を読むのが好きだからというのもあるが、もっと存分に語ってほしい。

20年前のゲームの開発秘話や裏話なんかもどんどん欲しい。私以外にも絶対にそう思っている人がいるはず!みんな、そうだよね?(ソウダヨ~)ヨシ!

だから堀井雄二くん、まずはドラクエ7について一晩語りなさい!いいね!?言ったからね!絶対ね!

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