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睡眠と悪夢の関係を探る

はじめに


ここ数年、悪夢を見ることが増えてきました。特に、焦りや自分が追い詰められてしまう夢が多く、目覚めた後もしばらく不安感や動悸が続くことがあります。

悪夢は誰にでも起こりうる現象ですが、頻繁に繰り返すと精神的な負担になり、日常生活にも影響を及ぼしかねません。

そこで今回は、悪夢の原因や悪夢を見ないようにする対策について、自分の体験をもとに整理してみました。同じ悩みを持つ方にとって少しでも参考になれば幸いです。


悪夢の主な原因


悪夢を見る原因には、以下のような要因が挙げられます。

  • ストレス

  • トラウマ

  • 不安

  • 睡眠の質の低下

  • アルコールの接種

  • 発熱

  • 薬の副作用

  • 睡眠時無呼吸症候群

これらの要因は誰にでも起こりうるものです。特に睡眠不足やストレスは、多忙な現代社会に生きる多くの人が経験することではないでしょうか。

私の場合、一番影響があるとすれば「睡眠不足(睡眠の質)」です。

睡眠不足と悪夢


私はここ数年間、寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚めることが多くなりました。また、ちょっとした物音で目が覚めることもあり、おそらく睡眠が浅い状態が続いているのだと思います。

人は寝ている間に、レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しています。レム睡眠とは、脳が活動している一方で体は休息している“浅い眠り”の状態で、この間は夢を見る頻度が高くなると言われています。

私の場合、この睡眠の浅い状態に不安や悩みが関連し、悪夢を引き起こしている可能性が高いです。

睡眠不足の原因


私が睡眠不足に悩むようになった背景には、過去の入院体験にあります。

入院中は、夜中に聞こえる周囲の物音や患者さんのいびき、看護師の巡回、病気に対する不安や孤独感などが重なり、十分にリラックスして眠ることがほとんどできませんでした。その結果、夜0時に眠れても翌朝5時には起きてしまうという生活が続き、次第に睡眠時間が5時間未満と短く、ちょっとした物音でも目が覚めるようになりました。こうした習慣が、現在の睡眠に関係しているのかもしれません。

また、現在住んでいるマンションは道路に面しており、夜中でもバイクのうるさい音が聞こえることがあります。このような環境的要因も、睡眠の質を悪化させている可能性があります。

現在取り組んでいる対策


悪夢の頻度を少しでも減らすために、睡眠の質を向上させる必要があります。そこで、現在以下の対策を試しています。

1. 照明を暗くする
日本の家庭は海外に比べて照明が明るすぎると言われています。日常生活で強い光を浴びると脳が覚醒状態を保ちやすくなり、寝つきが悪くなる原因になるのです。

そこで、去年から部屋の照明を少し暗くするようにしました。この工夫により、眠りにつく時間が以前の1時間程度から、30分程度に短縮されました。
また、寝る前はスマートフォンの使用を控え、ブルーライトを避けるよう心がけています。

2. 瞑想を取り入れる
瞑想はストレスを軽減し、睡眠の質を向上させる効果があるとされています。そのため、寝る前や眠れない夜には数分間の瞑想を行い、呼吸に意識を集中させることで心を落ち着かせリラックスするようにしています。

今後も悪夢が続き、日常生活に大きな影響を与える場合は、専門医への相談も視野に入れています。

まとめ


悪夢を完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、生活習慣を見直し、対策を重ねていくことで、少しずつ改善していける可能性があります。

しかし、もし悪夢が続いて改善の兆しが見られず、日常生活に支障をきたすようであれば、迷わず専門医や病院に相談することをおすすめします。適切なサポートを受けることで、より根本的な解決が期待できるでしょう。

睡眠は私たち人間にとって、心と体の健康を守るためのかけがえのない時間です。安心して眠れる夜を取り戻すために、できることから少しずつ始めていきましょう。

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サーシー@SLE×腎移植
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