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IQ127

先日WAIS‐Ⅳ(ウェクスラー式知能検査)という心理テストを受けてきました。

 こちらがその記事になります。

 タイトルの通り結果としてIQ(全検査IQ)は127でした。
 目標は130だったので、届きませんでしたが、満足しています。
 この結果をもとにMENSAの合否が決まるのであとは待つだけです。
 IQ127は上位3-4%相当なので、MENSAの目安である上位2%には少し届きません。温情措置をいただけることを期待して提出してみようと思います。

この三週間

 私は自称頭いいキャラで生きてきました。
 いざ実際に数値が出るとなると気が気でありません。
 100-110だったら、しかるべき手段に訴えようと思っていました。
 逆に平均値である100を下回るようでしたら心機一転、謙虚に生きようと思っていました。周りの人たちからは115くらいじゃねと言われ私もそんくらいだと、自信を喪失していました。
 色々病んだ数週間でしたが、自らの振る舞いや思考の遍歴を顧みる機会にはなりました。

広義の発達障害

 一般的にIQ70未満の人たちは発達障害であると定義されています。このIQ70という値を、平均から30離れている状態であると定義すると、IQが130を超えている人たちも同様に少数派として隔絶されてもおかしくありません。
 或いは内在的にそのように考えられているからこそ、MENSAというコミュニティが誕生したのかもしれません。

 私は中学生の時から”変人に憧れる凡人”だと自らを定義していました。大学に入ってから変人として扱われることも多くなりましたが、自分の中では所詮偽物だと思っています。
 127という数値はその意味で”変人(130)”に片足を突っ込んでいる印象を持ちます。なので”変人に憧れる凡人”という自認にふさわしい数値なのだと思い、割と気に入っています。

 先日この動画を拝見して、高IQ保持者も生きづらいことを知りました。
 私は周りの人と違うなと思うことはあります。しかし、他者との違いを意識するというのはアイデンティティが確立していく年頃においては自然な振る舞いです。
 私は特別に生きづらさを抱いたことはありません。他者との違いを意識するというのはアイデンティティが確立していく年頃においては自然な振る舞いだと思います。
 あくまでIQの数値を信じるのであれば、比較的高いIQを持ったうえで、輪に加わることができている現状は非常に有難いです。

反省

 私は今まで自分は格別に頭がいいと思って生きてきました。そして格別に頭のいい自分は、偉業を成し遂げる責務があると思うことさえありました。
 今回テストを受けて、所詮は凡人に毛が生えた程度だと知りました。自らの頭脳を過信しすぎないで生きていこうと思います。
 偉大なことをしてから死にたいと願う気持ちに変わりはないので、凡人の自覚を持ち、これまで以上に努力をしなくてはいけないのだと自覚しました。

 今思うとこの記事恥ずかしいですね。天才だって信じていたかっただけでした。

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