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lost one
優等生だったが故にだれからも気にされなかった小学生(少なからず気にかけてくれていたやさしいひとはいるんだろう)
それでもいつもとなりにいる子の方が気にかけられていた(と感じてしまった)
その反動かなんか知らんが気にかけてもらいたくて、心配されたくて、でも大丈夫だと思われていたい、なぜなら見捨てられるのが怖いから、そんなだった中学生
矛盾した感情でいっぱいだった、これは今でも変わらない
何も気にされていない、なんならいない存在かのように、
これは僕に意思表示の能力がなかったから
助けてほしい時に相手に迷惑をかけるのが嫌だからと言い訳をして、なのに気づいてもらいたくて、気づかれるわけもなく
やっと話を聴いてくれるひとに出会えたのに見捨てられるかも、と不安で試してばっかで離れていってしまったのかもしれない
小学生の頃は何も言えなかった、負の感情も忘れることで成り立たせてきた
中学生になってますます自分のことでいっぱいいっぱいになって周りに目を向けられなかった
たぶん僕が傷つけたひと、たくさんいると思う
今は自分のことに向き合えなくて、ひとりで向き合うには怖くて目を逸らしつづけている
自分と向き合わなくて済むように周りを見て気にしてみんなのしんどさが軽くなるように
それで自分を救おうとしている
偽善者でしかない
周りをみていると自分がどんどん惨めにみえる
みんなしんどい時は隠すひと、言ってくれるひと、それぞれだけど
その感情を受け止めているようにみえる、みえるだけなのかもしれないけど
高校生にもなったらそりゃ自分で解決できるよね、自分の機嫌くらい自分でとるよね
みんなできてて偉いよ
感情がわからない、感情を感じているのは確かだけど、その感情に名前がつけれない、自分の意思がわからない、感じてはいけないもののように思える、
自分の考えていることすらわからなくて、なにをしてもらいたいかもわからない、助けてと言う勇気もでない
助けてほしいのかもわからない
そんな状況で周りに僕の手を掴んでほしいと言ったところで相手の重荷になる、困らせてしまう
それならいない存在になっていた方がましだ
僕のとなりにいてくれるやさしい、とてもやさしい子
過去にいろいろあって、でもそれを乗り越えようとしていつも笑顔な子
でも背負ってるものは重くて、人間不信らしいし
とても辛かったはずなのに、それを笑って話してくれる
少し心配になるようなことも
いろんな考えをもってる
だからほんとうにやさしいんだと思う
彼女は自分の力で乗り越えようとしてるのに、僕はいつまで迷子なんだろう
自分のことで手一杯でちっとも周りを心配できなかったあの頃か、自分と向き合うことに怯えて周りのことばかり気にしている今か
どっちの選択に価値があるのか
そろそろ空気なくせに周りの評価に自分を委ねるのをやめたい