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佐々木 明
2016年2月14日 18:22
僕は考える。君を連れていきたい、場所のことを。そこは、何にもしなくても、おなか一杯ご飯が食べられるところ。そこは、何にもしなくても、布団でぐっすり眠ることのできるところ。そこは、あったかくて、ふわふわしてて、痛いことも、苦しいこともない。そこは、とにかく、行ってみなくちゃわからないけれど――素敵なところだ。それで、君が好きな、蒲公英の花がめいいっぱい咲いてるんだ。それか