「記憶の干渉」
昨日のことです。
土間づくりのための日曜大工をしている時だった。同時並行に2つ以上のことが頭の中をぐるぐる回っている。「えっと、マスキングテープを取りに行くついでに水筒の水をつめてくる。」で、玄関に入る。ああ喉が渇いた。コップで水を飲む。で、水筒に水を入れる。で、水筒を持って現場に戻る。首から汗が吹き出る。で、作業しようとすると、本来の目的であった、「マスキングテープを持ってくる」をすっかり忘れていたことに気づく。
皆さん、こんなことありませんか。私だけかもしれません。この頃、こんなことが続いています。私の脳の容量が小さいのか、決まって2つ以上のことを同時処理しようとした時に、こうしたことが起こります。
ネットでこの症状を調べてみました。「記憶の干渉」というのだそうです。水筒に水を入れなきゃ、と思っているうちに、本来の第一目的であった「マスキングテープを持ってくる」を忘れていしまうことを「記憶の干渉」と命名したのは面白いです。水筒に水を入れることに熱心なあまりに、第一目的が押しやられてしまったということです。
この夏は、この記憶の干渉が多いように思います。猛暑のせいにしております。
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