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斎藤元彦知事がイジメられる理由(仮説)
斎藤元彦知事は、真面目で誠実な雰囲気である。百条委員会の竹内議員が恫喝的な尋問をしても、それに対して冷静に答えている。相手がどんなに失礼な態度をとっても、乱すことなく淡々と答える姿はなかなか出来るものではない。これが、日本維新の会の産みの親である橋下さんなら、目をつり吊り上げて反論することだろう。
ここから私の中学生時代にワープしてみよう。
中学1年のクラスに真面目で勉強が出来るK男がいた。斎藤元彦知事のように冷静かつ誠実な風貌であった。ある時、Kに対してからかうものが現れた。「お前の好きな女の子、知っているぜ。」と。それでも、K男はムキになることなく、「好きな子、いませんよ」と言うのだった。そのうち、E男につるむ数人のグループが、KはT子が好きなんだぜ、という噂を拡散させた。それでも、K男はたいした言い訳もせず淡々としていた。
やがて、クラスの誰かが先生に通報して、そのグループの4人が職員室に呼ばれ、指導を受けた。
イジメは、劣等感の強い集まりにより行われことが多い。イジメがやめられない人は必ずクラスの中に一定数いた。人を貶めることでしか自分の地位を上げられない人たちである。
橋下氏は、「斎藤知事は権力者として失格」と言っている。それは何かというと、県民局長のパソコンの中に「クーデター文言」に加えて、同局長と県職員との不同意性交が疑われる動画が収められていたにもかかわらず、それを司法の手に委ねることなく、内部で調査し、停職3ケ月の懲戒処分にしたことである。これは、私から見たらあまりにも甘い処分である。橋下氏なら、まちがいなく警察当局の介入を求めたであろう。
斎藤元彦知事に、毒に対して毒でもって制するという迫力がないため、とことんイジメてやれ、という集団ヒステリーが連鎖した可能性がある。
そのヒステリーは、兵庫県行政組織、同OB組織、県議会議員組織、TV局、新聞社、その他の利権組織に連鎖していたであろう。
このヒステリーを予防するにはどうすればいいのであろうか。
2025.11.30追記
本日、立花孝志氏のYouTubeチャンネルを視聴。そこで県民局長渡瀬氏の公用パソコン内の私的文書(写真、映像を含む)のインデックスが公開された。そこには不倫日記(不同意性交が疑われる写真、動画)が推測される見出しが示されていた。
違法性・犯罪性の高い私的情報である。これは停職3カ月ですむものではない。警察通報案件であろう。公務員が公務員を庇っていると思われても仕方がない。兵庫県議会百条委が県民局長を庇うのはどうしてか。
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