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Nothing Phone (1) のゲーム性能を試してみた

先日手に入れたNothing Phone (1)
搭載しているSoCは「Snapdragon 778G+」というミドルハイクラスで、なおかつ12GBのメモリも積んでいるため(8GBの機種もあります)、ゲームは最高画質を求めなければほとんどがサクサク動きます

自分はスマートフォンは「通話やSNSの使える携帯ゲーム機」と思っているので今回Nothing Phone (1)で色々なゲームを遊んでみました。
遊んでみたのは以下のタイトル。

  • Apex Legends Mobile

  • ディアブロ イモータル

  • Tower of Fantasy(幻塔)

  • 鋼の錬金術師 MOBILE

  • ONE PIECE バウンティラッシュ

  • プロジェクトセカイ カラフルステージ!

  • オクトパストラベラー 大陸の覇者

  • Pokémon UNITE (ポケモン ユナイト)

  • ポケモンGO

  • 雀魂

『原神』『CoD:Mobile』『PUBG Mobile』『モンスト』といった新機種のゲーム動作確認に使われがちな超有名タイトルはあえて外してあります。
その辺りは検索したら出てきそうですし、他の方のレビューに任せます。
一応直近の大型タイトルである『Apex Legends Mobile』『ディアブロ イモータル』『鋼の錬金術師 MOBILE』『Tower of Fantasy(幻塔)』は入っているので目安にはなると思います。
ジャンルはFPS、アクション、RPG、MOBA、リズムゲームとバラけさせつつ、位置情報をつかう『ポケモンGO』なんかも遊んでみました。

この記事の画像は画面録画した動画からスクリーンショットを切り出しているので、輪郭にノイズが乗っているように見えても画面録画時のブロックノイズだと思ってください
また、noteに画像をアップする際に圧縮・リサイズされるのでそちらでもノイズが乗ります
特にプロセカは実機だともっと綺麗に見えているので脳内補完お願いします!

Apex Legends Mobile

皆さんおなじみ『Apex Legends』のスマホ版。
一人称視点のFPPモードと三人称視点のTPPモードがありますが、今回遊んだのはFPPモード。
バトルロイヤルモードのマップはキングスキャニオンで3戦しました

グラフィック設定

  • 画質クオリティ:ノーマル

  • フレームレート:極高

初期設定の状態からフレームレート(FPS)だけ上げています
Apexのようなゲームは画質よりもフレームレートのほうが重要なので、画質を上げるよりもこちらを上げました
しかしたまにカクついて30 〜40FPSまで落ちることがあるので、画質にこだわらないのであればクオリティはスムーズにまで下げたほうがいいかもしれません。(それでも60FPS張り付きは無理ですが)

建物や地面のテクスチャは少々のっぺりとしてジャギーが目立ちますが、キャラクターの動きは分かりやすく遠方にいても視認できるので撃ち合うのに問題は無いです
ボタン配置が初期位置だと少し気になりますが設定で細かく変えられるのでそこは自分の持ち方を考えながら変えてみましょう。

ディアブロ イモータル

ハックアンドスラッシュ型アクションRPGの原点にして頂点であり、MORPGの先駆けとしても知られる『ディアブロ』シリーズ初のスマホ版。
廃課金仕様がかなり叩かれていますがストーリーを楽しむ分にはそこまで気にならないし普通にクオリティ高いハクスラとして楽しめます。
ソロで楽しみたいのにパーティープレイを強制されるヘリクアリはどうかと思いますけどね!
記事執筆時の期間限定コンテンツ「破砕された次元」1周、エルダーリフト1回、ストーリーを30分ほど遊びました

グラフィック設定

  • フレームレート:60

  • 解像度:高

  • クオリティ選択:最高

解像度は最高を選べないようになっていました。
この設定だと敵に囲まれスキルを連打したときなどごくたまに一瞬コマ落ちのようにカクつきます。しかし全く気にならないレベルで「今ちょっとだけカクついたかな?」と感じる程度
MMOということもあり人がいるシーンではカクつくことはありますが、これはもっとスペックの高い端末でもなるのでMMOはそういうものだと思ってください。
解像度:最高も選べて全部の設定を最高にしてもデバイス・ロード(端末にかかる負荷)が「中」のiPad mini 6でも宮殿の中庭に行くとカクつくことがあります。

今回の設定だとストーリーを追ったり友達とダンジョンに潜ったりする分には問題ないですが、PvPとなるとスキルが派手に飛び交い重くなるので、設定はもっと下げて(FPSは60にしたまま)デバイス・ロードが「低」になるように設定しておくほうが良さそうです
グラフィック設定が「低」でも気にならないくらい十分綺麗なゲームなので。

Tower of Fantasy (幻塔)

『原神』に似ていると(悪い意味で)話題になったSFチックなオープンワールドMMORPG。
雰囲気は似ていますがMMORPGなので自分のキャラを好きにカスタマイズして冒険できるのと、PvPなどのマルチ要素が多めなので原神とは似て非なるものらしいです。
リリースされたら遊ぼうと思っていたのに他のゲームにハマってしまい結局遊んでおらず。
今回チュートリアルから始めて最初の30〜40分ほど遊びました

グラフィック設定

  • 良好

  • 解像度:HD

  • FPS:60

  • 陰影:ON

これでそれなりに高画質で楽しめていますが、60FPS張り付きというわけではありません。結構不安定で30〜50を行ったり来たりすることが多いです。
そもそも画面設定を「スムーズ・解像度ノーマル」に設定していても戦闘でのスキル発動時や移動中のマップ読み込みの瞬間などにフレームレートは下がるので、『原神』然りこの系統のゲームはFPSをそこまで気にしないほうがいいです

何時間も連続で遊んだわけではないので長時間でのパフォーマンスの低下はわかりませんが、30分ほど遊んでいると背面のカメラ横(たぶんチップがあるところ)がほんのり温かくなってきます。

特に問題なく遊べるのですが欠点が一つ。本体の画面が16:9よりも横長のため横画面のゲームだと横の表示領域が広いのですが、そのせいでボタン配置に難があります。
攻撃ボタンなどの位置は変更できるのに移動ボタンの位置は変更できず、スマホを持つ指の位置を考えると結構内側に配置されているので右や前に進めるのが少しだけ窮屈です。
他のゲームだと指を置いた位置から上下左右を判定して動けるものが多いのですが、なぜそういう移動ボタンにしてくれなかったのでしょうか……。

鋼の錬金術師 MOBILE

『鋼の錬金術師』連載20周年記念のときに制作が発表され、先日リリースされた本作。
原作ストーリーの追体験のほかにゲームオリジナルストーリーも楽しめるシミュレーションRPGとなっています。ストーリーはフルボイスでかなり力入っていますね。
まぁキャラの凸の仕様がキツすぎると話題になっているみたいですが……『ディアブロ イモータル』と同じくストーリーを楽しむだけなら問題は無さそうです。
メインストーリーの1、2話を遊びました

グラフィック設定

  • 画質設定:高画質

  • 高FPSモード:ON

Ⓒ 2021 荒川弘/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

原作の雰囲気に似せるためか主線太めのトゥーンレンダリングで荒が目立ちにくいので画質は最高も高もほぼ質感は変わらないです
グラフィックのクオリティは高く演出も派手なのですがカクつくことがないのは戦闘がシミュレーションRPGだからですかね。

一応最高画質でも遊んでみましたが、高画質でも全然綺麗な見た目で遊べます。高FPSモードも「戦闘時のみ」が選べるので電池持ちが気になる時はそちらでも十分かなと。
遊んでいると20分くらいで本体がほんのり温かくなってきたので、毎日少しずつ進める形で遊ぼうかなと思います。

ONE PIECE バウンティラッシュ

誰もが知る国民的作品『ONE PIECE』を題材とした4vs4の対戦アクションゲーム。
この記事を執筆時はiOS 、Androidどちらのストアランキングでも1位(ONE PIECE FILM REDの影響ですかね)だったので一応目安になるかとチョイス。
チュートリアル含め1時間ほど遊びました

グラフィック設定

  • パフォーマンス設定:高画質モード

画質に関しては細かく設定できませんでしたが、そこまで画質を求められないゲームなのでこれでいいのかも
高画質モードで問題なく遊べました。
移動ボタンがチュートリアルでは画面の中央に寄っていて遊びづらかったのですが、設定で画面端に寄せることができるのは良かったです

色々なキャラを動かせるのは楽しそうですが、正直キャラ性能差がありすぎるのでもうやらないと思います……。

プロジェクトセカイ カラフルステージ!

初音ミクを中心としたメディアミックスプロジェクトの中核であるリズムゲーム。
制作会社が『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』とほぼ一緒なので(そこの子会社が作っている形ですが制作体制は一緒で「部署が違う」くらいのノリに見える)、そちらを遊んだことある人なら違和感なく遊べます。
また、3DMVの制作には『初音ミク -Project DIVA-』の開発陣が参加していて、今までの初音ミクのライブを制作してきた各社も協力しているとのことで力の入れようがすごい。
人気が出るのもわかるなー……とか言いつつ今回がほぼ初プレイになります。(リリース時にDLしてどんなものか確認したくらい)
3DMVを中心に10曲ほど遊びました

グラフィック設定

  • 3DMV品質:高品質

変えたのはここくらいで、演出などはONのままです。プレイ中のノーツの早さは9.0にしています
ストーリーの立ち絵などで使われているLive2Dはしっかりヌルヌル動きますし、リズムゲーム部分も3DMV高品質でカクつくことなく動いています
どの曲が重い3DMVなのか分からなかったので調べてみたら、「悔やむと書いてミライ」という曲が重い3DMVの部類に入るというのを見かけたのでそちらを頑張ってみたところ、HARDとEXPERTはカクつくことなく遊べました。

ほかには「プロセカ 人気曲」と調べて出てきた上位TOP3、TikTokでよく見かける楽曲、個人的に好きな楽曲として以下をプレイ。

難易度はすべてEXPERT。どれも処理落ちなくカクつかずに遊べました。(自分の腕じゃ楽曲Lv.27のEXPERTまでが限界)

3DMVで5曲も遊ぶと端末は温かくなっていき、10曲遊べばもうかなり熱くなってきます。しかしそれでも処理落ちせず遊べるのは優秀かなと
とはいえ長時間のプレイには向いていないので、プロセカをよく遊ぶ人は2DMVで遊ぶか3DMVは標準にしたほうがいいと思います。

アプリ自体の重さは感じなかったですが、遊んでいて気になったのは画面の滑りです
自分は本体に最初から貼ってあったフィルムをそのまま使っていて、公式のガラスフィルムは貼っていません。(つまり買ったままの状態)
これだと滑りはあまり良くなく、文字入力程度の超至近距離のスワイプなら問題ないのですが、プロセカの指をスライドさせるノーツはかなり引っかかりを感じます
机に置いてプレイする場合はスライドノーツが連続すると本体ごと動いてしまうので対策が必要ですね

オクトパストラベラー 大陸の覇者

Switchで大ヒットを飛ばした『オクトパストラベラー』の続編であり、スマホ向けにしては珍しいシングルプレイ専用のRPG。
3Dグラフィックのものばかりだったので2D要素もある本作を遊んでみようと思ったのの、ドット絵はふんだんに使われていても3D表現が多いので検証の意味はあまりなかったかも。
チュートリアル含め序盤30分ほど遊びました

グラフィック設定

  • 描画品質:最高品質

ドット絵に3Dの背景やエフェクトを組み合わせた「HD-2D」が魅力の本作も序盤を触ってみた限り普通に遊べます
初回起動時に「動作が確認されていない端末のため最低品質で起動します」といった旨の表記が出るため、オープニングは残念ながら背景がしょぼい状態で始まりますが、自由に動けるようになってからすぐに最高品質に変えても問題ありませんでした。
最低品質じゃなくてせめて標準で起動してほしかったな。

動作確認が取れていない端末だからか、ゲーム画面が左右に偏りのある黒枠が出来る変な範囲で表示されてしまいます
たぶんスマホを縦画面で見たときの上部のステータスバーと、下部のナビゲーションバーの部分が黒枠で表示されてしまっているのだと思います。
違和感はありますがゲームプレイ自体には影響はなさそうです。
とはいえ気になるもの事実。こういう場合は、Nothing Phone (1)側の設定で解決できます
まずは「設定」を開き、その中の「ディスプレイ」→「アプリを全画面で表示」でオクトパストラベラーをオンにしたら黒枠が消え、全画面で表示されるようになります。

少し触った限り問題は無さそうですが、これで表示が乱れたらオフにすればいいだけなので、他にも黒枠が気になるアプリがあったらこの設定をオンにしてみることをオススメします
この機能、全端末に搭載してほしい。

Pokémon UNITE (ポケモン ユナイト)

「あのポケモンがMOBAに!」と話題になった『ポケモン ユナイト』。
老若男女に愛されるポケモンらしくMOBAでありながらもシステムは誰でも遊べるよう簡略化されており、装備のビルド要素だったり味方のミニオンが来るのを待ってタワー折りに行ったりという初心者には少し面倒な部分が無くなっててカジュアルに遊びやすいMOBAとなっています。
リリース当初にちょっと遊んだだけだったので、その時のアカウントで起動したら「340日ぶりのエオス島ね」と言われましたよ……ごめんね……。
ランクマッチを1戦遊びました

グラフィック設定

  • 画質:最高

  • フレームレート:高

これで60FPS張り付き、全く問題無し。サンダーの周りで乱戦していても変わらなかったです
ポケモンというタイトルのため、多くの端末で快適に動作させようとかなり軽量化を図っているタイトルだと思います。
多分ですがトップ画面やポケモンの詳細を見る画面で出てくる3Dモデルとバトル中の3Dモデルは、綺麗に見せる用とプレイを快適にする用で別々のモデルが作られているような気がします。(あくまで気がするだけです)
操作感も問題ないので快適にプレイ可能です

ポケモンGO

現実世界で外に出てポケモンを探して捕まえる位置情報ゲーム『ポケモンGO』。
リリース当初は社会現象と言えるほどの人気っぷりで良くも悪くも連日ニュースになっていました。
コロナ以降めっきり家から出ることが減ってしまいましたが、今回超久しぶりにインストール。
家の周りを30分ほど散歩してきました

グラフィック設定

  • ネイティブリフレッシュレート:オン

『ポケモンGO』でグラフィックに関する項目といえば「設定」の中の「高度な設定」にあるこのネイティブリフレッシュレートだけで他に設定はありませんでした
これもオンにしたところで体感できるほど何かが変わるわけではないのでわざわざオンにする必要は無いですね

ではなぜこのゲームを遊んだかというと、GPS精度を確かめるためでした。
エントリーモデルのスマートフォンだとGPS精度が悪く、まともにプレイできないこともあるみたいなので……(と言っても1万円前後の超格安スマホのお話ですが)
当たり前ですけどNothing Phone (1)では全く問題ないです。ジャイロセンサーも搭載しているのでARモードでの捕獲もできます。
ポケモン捕獲時の画面スワイプですが、プロセカでは「画面の滑りがあまり良くないからスライドが難しい」と書きましたがポケGOだと連続でスライドさせたりしないのでスムーズにできました。

雀魂

最近Vtuber達が遊んでいるのを見て、自分も麻雀を覚えようと思い始めた『雀魂』ですが、いつもはPCのブラウザで遊んでいたので今回始めてのスマホ版をプレイ。
役が全然覚えられないので雰囲気で遊んでるだけですが友達とダベリながら遊ぶのは楽しいです。
CPUとの半荘戦を1回遊びました

グラフィック設定

  • モード:高画質モード

初心者の自分は覚えてる役(今回は対々和)を狙うしかないのでツッコミは無しでお願いします!

まぁ普通に快適にプレイできます。PCブラウザで遊べるほど軽いゲームですしね。
ただ、Nothing Phone (1)自体の設定でシステムナビゲーションをiPhoneなどと同じジェスチャーナビゲーションにしていたら、牌を捨てるときに上スワイプしようとしたらナビゲーションバーが反応しそうになります。
ダブルタップでも牌は捨てられるので、そうすれば上スワイプでアプリ切り替えようとする誤爆は逃れられそうです。

ゲームもしっかりと遊べるコスパ良い端末

Nothing Phone (1)のレビューを見てるとゲームに関しては「サクサクです!」とか「そこそこ遊べます」みたいにざっくりとしか書いていない記事が多かったのですが、色々なゲームを触ってみたところ「最新ゲームの最高画質を求めなければほとんどがサクサク動く」という結果になりました
えぇ、この記事の序文に書いた通りです。

CEOが「通常の2倍のコストがかかるが、譲れなかった」と語ったらしい画面の全ベゼルが均一で薄いのもゲームに没頭できますし、有機ELなだけあって発色もとても綺麗です。(もしかしたらコントラスト高めにしてあるかも?)

ゲーミングスマホやハイエンドスマホに搭載されている「Snapdragon 888」や「Snapdragon 8 Gen 1」にはもちろん勝てませんが、値段を考えると十分コスパの良い性能だと思います。本体のデザインもめちゃくちゃカッコいいですしね。

惚れ惚れする背面

今までiPhoneやiPadといったAppleのデバイスばかり買ってきたので、今回Nothing Phone (1)を購入したことでAndroidのみのゲームも遊べるようになったのが個人的には大きかったです。(今回検証したゲームにAndroidのみのものは無いですが……)
最新のスマホゲームを追っている人ならわかると思うのですが、スマホゲームでは事前のβテストだとiOSに対応しておらずAndroidのみというものがそこそこ多くあります。(Appleのテスター向け配布アプリTestFlightでは配布上限があるのも理由ではあります)
今回検証しているディアブロ イモータルも一番最初のαテストはiOS対応していたのにそれ以降のβテストだとAndroidのみとなっていました。

また、中国のアプリストアであるTapTapでは日本未上陸のゲームが数多く掲載されているのですが、そちらでもβテストはほぼAndroidのみといった形なので今回Nothing Phone (1)を購入したことでそういうゲームも遊べるようになったのが嬉しいです。ちなみに『ZOZ: Final Hour』と『Cozy Islands』というゲームが面白かったので正式リリースされても遊びそう。

英語に忌避感が無ければ豊富なゲームが揃っているのでおすすめのアプリストアです

「ゲームしかしないから他の性能は何でもいい!」という人であれば同価格帯で「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載しているPOCO F4 GTのほうがゲーム性能は高いのでそちらがおすすめ。(OSがMIUIというカスタムOSでちょいと難ありですが)

自分も少し前までそちらを買おうと思っていましたがNothing Phone (1)の発表に心惹かれ、値段次第でどちらを買うか考えていて、結果値段はほぼ変わらなかったのでデザインが好みのこちらを選んだ形になります。

気になるところももちろんある

イヤホンジャックが無い

ゲームを遊ぶ上で……というよりNothing Phone (1)を使う上で気になることの一つにイヤホンジャックが無いことが挙げられます。
「ワイヤレスイヤホンのNothing ear (1)を使ってくれ」ということなのでしょうがワイヤレスイヤホンは遅延が気になりますよね。(ear (1)持っていないので実際はわかりませんが)
特にリズムゲームとFPSは遅延が致命的なのでイヤホンは有線に限ります
というわけで自分はUSB-Cのイヤホン変換アダプタを使って有線でゲームをしています。
使っているのはNIMASOの変換アダプタ。約1,000円で買えてDAC内蔵なのでどの端末でも使えるのでおすすめです。

スピーカーのバランスが悪い

イヤホンを使わずにスピーカーで音を出す場合、本体の上下でスピーカーのバランスが悪いです。
本体下部にスピーカー用の穴が空いており、そこから出る音のほうが音圧があるため大きく聞こえます。持ち方やプレイによってはたまに塞ぐこともあり、そうすると一気に音がこもってしまうので気になるといえば気になります。
iPhoneも本体下部のスピーカーのほうが音圧がありますが、そちらだけ塞いでも本体全体で鳴るようになっているのか、音が小さくなるだけでしっかりと聞こえます。
しかし、Nothing Phone (1)では明らかに音がこもって聞こえづらくなってしまいます。
自分は手が大きめなので穴を塞がずに遊べますが、手が小さい人や本体をギュッと持ちながらプレイする人は気になるかもしれません。

画面録画がバグっている

これがAndroidの仕様なのかNothing Phone (1)のバグなのかは分からないですが、OSに標準で搭載されている「スクリーンレコード」で横画面のゲームを録画しようとするとバグります。
今回のスクリーンショットは動画から切り出そうと思い画面録画をしていたのですが、横画面のゲームを録画すると「縦画面の比率の中に横画面を無理矢理ゲームを表示させた状態」の動画ができあがるのです。
何言ってるのかわからないでしょうが、下のスクリーンショットをご覧ください。

横画面の動画を縦画面で再生しているわけではなく、デフォで動画がこうなっている

もうこの画面比率の動画になっているため、端末を横にしてももっとゲーム画面が小さくなるだけでまともな動画ではありません。
今回は他のアプリを使うことで録画できましたが、標準で搭載されているのであればそれを使うほうが楽なのでもしバグであるなら早急に直してほしいですね。
これが仕様なら開発者の正気を疑います。なんでやねん。

以上、Nothing Phone (1)で色々なゲームを遊んでみた結果発表でした。


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