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大量に作っても、私の皿に唐揚げは二個しか乗らない11月25日。

「昼間は暑くなるでしょう。調整しやすい格好で、お出かけください」

天気予報のお姉さんが言うとおり、今日の昼間は暖かかった。夕方まで太陽の熱が残っていて、今日は寒くなく過ごしやすい一日だった。

今日のばんごはんは、豚こまの唐揚げ。

帰宅後、冷蔵庫からパックの豚こまを取り出し、台所にどんと置く。その重さ、約900g。ビリビリとラップを剥がし、酒、醤油、粉末ガーリック、マキシマムを振りかけて、パックの上で、そのまま素手でねちゃねちゃ混ぜ合わせる。直径3〜4cm大に丸めてから、上からぎゅっと潰して、平らにする。一つずつに適当に片栗粉をまぶしていく。

フライパンに薄く油を引いて、丸めた豚こまを入れる。中火より少し弱い火で、じゅじゅうっっと焼く。焼けてきたらひっくり返す。いい感じに焼けてきたら、今度は中火にして、表面をこんがりと両面焼く。カリッカリに焼けたら、揚げてないけど、豚こまの唐揚げの完成。

今日の付け合わせは、レタスとサニーレタスのサラダとカットトマト。もやしと塩昆布のナムル。大根のお味噌汁。

夫と子どもたちの皿には、こんもりと豚こまの唐揚げの山を作る。見るからにおいしそうで、お腹がなるし、喉も鳴る。これは、完全にビールなんだけどなぁと私は大皿の豚こまの唐揚げを、じっと見つめた。今日は休肝日だから、ビールは飲まない。でも......、



私の皿には何個乗せるべきか……。



先週末、胃の調子が悪いからと病院に行き、胃薬をもらってきた。症状は悪化していないものの、改善には至っていない。このままでは治りそうにないので、いい加減諦めて、食生活を改めるしかないかもしれない。むむむ。でも、豚こまの唐揚げを食べないという選択肢はないけれど……。だって、そこまで胃は痛くないし、スト胃ックにはなれない。では、ここで胃っ苦。





























むむむと一句詠んでみたが、両方取りたい。
作ったのは私なのに、作った人が食べれないなんて、そんなのおかしい。私は自分を甘やかしていく主義。自分の機嫌の取り方は、私がよく知っている。とはいえ、胃の調子に気を遣い、二個だけ食べて、あとは豆腐で誤魔化すことにした。

外はカリカリしていて、中はじゅわ〜。

食べてよかった!
作ってよかった!
ごちそさまでした!




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