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Teams『課題』Classroom『授業』で課題をデジタル上で回収、評価、返却する。


教師の仕事を煩雑化させる仕事の一つが、提出物の管理ではないでしょうか。大量のノートを回収し、点数やABCを紙の補助簿に転記し、花丸やコメントを書く。そして子どもたちに返却・・・こうやって書き出すだけで目眩がしてきそうです。その仕事、全部デジタルでやってしまいましょう。


❶『課題』『授業』で個別提出

Teamsの『課題』、Classroomの『授業』を活用することで、デジタル上で子ども達の成果物を回収し評価することができるようになります。

詳細な流れは以下の通りです。

①課題のアイコン→新しい課題→自分のクラスの順に進んでいき課題を作成します。2回目以降は『既存の課題から』で作成するとスムーズです。

❷課題の詳細を入力


次に課題の詳細を決定します。提出の手順を説明を書いて子ども達に周知しましょう。手書きノートの写真を提出といったアナログとの合わせ技ももちろん可能です。またルーブリックの追加で観点ごとの評価基準を作成することもできます。発達段階によりますが、評価基準を明確に示すことで、子どもたちは自分で作っている成果物を振り返り、修正していくというPDCAが回ります。ブラックボックスにせず、しっかりと明示することが大切です。

ここまでできれば課題の設定はOK。子ども達はできた成果物を『課題』をタップして順次提出していきます。なお、Keynote等で作成したデータを提出する際には、PDF化することをさせることがベターです。PDFなら後でチェックする際、毎回ダウンロードせずにプレビュー画面でサクサクと見ることができるためです。

❸課題の評価と返却

子どもが達がTeamsで提出した課題を示した評価基準をもとに採点、評価します。また必要に応じてフィードバックのコメントを書くこともできます。手書きよりも早いのでコメントも気楽に書くことができますよね。そして最後に返却をタップすれば子ども達に返却されます。

なお、提出遅延の通知をオンにすれば自動的に期限を超えた瞬間に該当の子どもに通知がいきます。「おーーーい!◯◯さん!課題出てないでー!」の世界線からの脱却です。
そしてExcelにエクスポートをすることで、子ども達の課題を評価したデータが全て書き出されますので、そのまま成績処理用のExcelにコピペするだけでOK。

このように、テクノロジーの進化の波に乗れば業務が劇的に効率化されるのです。ICTを使い倒して5時に帰りましょう。