Grade 9: My best “guy” friend and I
お久しぶりです
本編続きます。
けどここで栗(可哀想すぎるので表記をKuriに変えます.…)が再登場。
登下校はEくんと手を繋いで、誰がどこからどうみてもオシドリカップルだったわけだけども学校生活ではやっぱり同学年と過ごすので私はKuriが常に近くにいた。
私たちの学校は小さいながらも学年/グループごとに「縄張り」があって。
Grade9の私たちは確か全員固まって校舎真ん中の開けたスペース、通称「ガジーボ/Gazebo」にいた。
それはちょうどEくんたち日本人の先輩が集まって座ってたベンチのすぐ近くで。
だからこそ日本人先輩たちは私たちのことをよく観察してたんだと思う。(実際EくんとMarioくんはよくここから見てた気がする)
お昼時間はこのスペースの上の「ガジーボ」でランチを私や他のグループは食べていたけど、授業の合間の休み時間はいつもみんなで集まって話したり、いじりあったりしていた。
どうやらこの頃、私とKuriはお互いにチャンスがあれば不意打ちでくすぐり合うのがブームだったらしい。
Kuriは私の不意打ち攻撃でも平然を装ってて、私は全力で嫌がってた。
私がチーズが嫌いなことを知って、お昼に持ってきたチーズを私に嗅がせるとかいう変なブームもこの頃あったらしい 笑
余談だけどそんな様子の私たちを見て「Sarryにこれをしても受け入れてもらえるんだ」と思ったのか
Hage、マッチョや学期途中で転入してきた鹿が私を小突いたりすることが増えてきててそれに対してKuriが「Why do they(特に鹿)hit you? I never hit girls」「when 鹿 does that to you I’ll fight him so that he won’t do it to you anymore」と本気で怒ってくれてたことがあった。
そんな様子を確実にEくんは見ているはずなので、Kuriの存在を意識してしまうのも当たり前だと思う。
もう何年も前からKuriとはこういう距離感だったから彼氏ができたからって意識して距離を保たないと行けない理由がわからなかった。
11月23日のスクールバンドの練習の日、私はずっとKuriとふざけてケタケタ笑ってたらしい。
それを見てEくんは明らかにテンションが低くなってて放課後MSNでIちゃんから「今後はEが近くにいる時は男友達と仲良いってこと見せない方がいいかもね」と言われた。
Kuriの皮肉が効いた冗談を私は面白いと思ったし、私の返しも、私の突拍子な提案にも彼は理解してくれ、全力でのってくれた
単純にお互いの感性の波長が合っていたんだと思う。
だからこそ、互いに見てるものが一緒で気づくところも同じだったようにおもう。
面白いと言うべきなのか…反対にIちゃんはKuriの皮肉が冗談なのかどうかが判断できなくて、そしてKuri自身も彼女に当たりが厳しかったと思うのだけど「私みたいには」仲良くなれないと当時感じてたようだった。
ミドルスクールの頃からを振り返ってみると性格の不一致でよくKuriは一方的にIちゃんを嫌っていた時期があったように思う。
と言うか実際Grade9の最初の頃は She’s annoyingっていってた。
Kuriは色んな女の子や男の子の欠点を見つけては愚痴って嫌ってる周期があったけど、私が知る限りで彼が私を貶したことはGrade8の時のあの大喧嘩以外、ないように思う。
・・・そういえば本当にそうだな。ちょっとした揉め事はあっても喧嘩とかは一切なかったな。それってすごいことじゃない?
仲良くなり始めたGrade7の頃からGrade9当時にかけて私たちの間にはInner joke=内輪ネタが沢山あって。
チャットを始める最初の挨拶は「Halo」(こちらの記事参照)、オフラインになる直前の別れの挨拶は「ba ba」が定番だった。
※ba baというのはNくんがミドルスクールのときにバイバイ→バーバ に変形させてよく言ってたことだった
対面でだと手の平を前に出し広げて一緒にバーバというのが正式 笑
これらは当時の私たちの会話。
Kuriがどういう人で、私たちの雰囲気がなんとなくわかるんじゃないかと思う
(1) I LOVE YOUR SKIN
時が経ちすぎて忘れてたけど思い出した話。
Biologyだか何か理科の授業でKuriと私とスロバキア人の女の子、、あるいはラーメンちゃんだったか、、、の3人でグループワークをしていたときに、いつも通り私の筆箱を漁ってるKuriの腕を女の子が突然撫で始めて…
「I LOVE YOUR SKIN」と言った。
その時私とKuriはお互いに目配せした。
「WHAT THE HELL?!」その時お互いに顔がそう言ってた。
その後2人で大爆笑してから以来しばらくは私のツボだった。
(2) MAN at the end of every single sentence
時期的にはずっとあとだけど、Eくんと別れて荒んでいた時、日本人先輩たちがこぞって語尾にManと付けてかっこつけてたのが腹立たしくてKuriとどんだけアホらしいか見せつけようよっということで提案したらノリよく合わせてくれた。
もちろん真剣な話もたくさんしたし、気まずくなったこともあった。それは今後触れなくちゃいけない話。
だけど何があっても最終的にはいつも私の幸せを願って私の味方でいてくれたKuriには感謝してる。