Grade 9: 13th December - Exam Week Down with Flu
期末試験(Exam)が本格的に始まった。
12月13日 火曜日、朝から突然喉が痛くなってきた。なんだか体も重いような気がする。
Eくんにはなんか調子悪いーと登校時に伝えてた。
Iちゃんはこの頃ずっと、ちゃんとしっかり寝て夜更かしは控えなよと心配してくれていた。
ランチタイム中、例のGrade9の縄張りのピクニックテーブルで私はぐったり突っ伏していた。エネルギー切れ。
IちゃんやKuri他何人かが心配してくれている中、先輩たちがたむろしているベンチからEくんも心配そうに様子を伺っていた。
Eくんが見ているのを知ってるからこそ、「しんどいアピール」をしていたとこもある。
あの恥ずかしがり屋だったEくんが、Grade9の集団の中に入り、周りがおぉ〜と様子を伺う中、私の真向かいに座って心配そうにそっと私の手を握った。
「しんどい?無理せんといてね😔先帰るときは教えてね☺️」
そんな様子の私たちを見てIちゃんはAww you guys are so sweet🥺と言ってた。
今でも覚えてる。
Mathsの試験中、体が限界を迎えた。
もうわからないところはスキップして、見直しも早々に先生に調子が良くないから帰らせてくれと頼んで教室を出た。
まだGrade9生、成績は今までの授業態度や課題のグレード(成績)でなんとかなった。
学校中が試験中。校舎はしんと静まり返っていて、ランチタイムにEくんたち先輩が座ってたベンチにただぼーっと腰掛けていた
お母さんにSMSを送って、しんどくなったから帰る。病院に行きたいと伝えた。
お母さんが支度をして学校に到着するまで時間がかかる。
ベンチに座りっぱなしで校長や他の先生に見つかって咎められるのも面倒臭い。
私はActivity Weekのときにもお世話になったカウンセラーの先生の部屋に行ってみた。
幸いなことに先生は中にいて、事情を話して迎えがくるまでここにいさせてほしいと伝えた。
お母さんが到着して、一緒にタクシーに乗って街中にある病院に行った。
そろそろ学校が終わる時間だ。
待合室で名前が呼ばれるのを待ってる間にEくんにメッセージを送った。
「やっぱり途中でしんどくなっちゃって今お母さんと病院にいる。」
「そっかー大丈夫かな?あとで結果教えてねー!」
診断結果はB型インフルエンザ。
積み重なる睡眠不足とActivity Weekでの疲労の結果だと思う。
Eくんには「インフルエンザだってーだから明日から1週間学校行けないって」と報告した。
その晩、MSNやSMSではお決まりメンバーからの心配の嵐である。
Iちゃん:
How are you feelingg? Can you come to school tomorrow?
“Umm I was told I shouldn’t come by the doctor. I want to though if I could :( ‘cus I have chemistry exam tomorrow”
Iちゃん:
Aww don’t worry, teachers will understand
元々は、金曜日にIちゃんの提案でEくんとEくんの学年の誰かと最後の試験後にどこか遊びに行こうと計画を立てていた。(前の記事で触れた「私たちのためにデートの計画を立てようと躍起になってた」のがこれ)
私もEくんもこの提案には乗り気ではなかったのが、私のインフルエンザのおかげで話が流れた。
その代わり、IちゃんとEくんの協議の結果、私の「お見舞い」に来ることになった。
母校は金曜日はFree (自由) Dress Dayといって1ドルを払えば私服を着て来てもいいルールになっていた。
この日は金曜日な上に一学期最終日。たぶん本当に「Free(無料)」な日だったはず。
Eくんの案内でIちゃんとEくんが我が家にやって来た。
もうその頃には私の体調もほぼ全快だったけど、なんとなく悪い気がして少しまだ体調が戻ってないふりをした。
学期末だったからか、EくんとIちゃんはそれぞれの楽器を持って帰って来ていた。もしかしたら私のクラリネットも持って来てくれたかも。
Eくんは淡いピンクのポロシャツを着ていて、私がいるベッドの隣でトランペットの大きなケースに腰掛けてた。
なんでだか、その「ケースの上に座っている」姿がすごくEくんらしくって記憶に強く残っている。
Iちゃんも言っていたことがあったけど、Eくんの仕草や行動一つ一つがなぜだか目を引いて印象強いんだ。
小柄だったけど、記憶を占めるEくんはとても大きい。
「未来」が来るまであと24日。
私のハイスクール一年目の1学期が実感もなく終わった。明日から待ちに待った冬休みだ。