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Grade 9: 6th of November and force - can’t stop falling in love with you
14-15歳、15-16歳のころって時間の経ち方が18歳の頃ともまた全然違うんだと思う。
1日に起こる出来事も常に新鮮で、好奇心も強くて、1週間前の出来事でさえ1ヶ月前の出来事のように感じる。
大人以上に密に大人数と日々を過ごしているし。
特にMSNがライフラインだった私たち世代は一般的な日常生活以上に人から振られる話題が多すぎて、常にキャパオーバーの状態だったのかもしれない。
11月6日 日曜日
Eくんと私は遊びに行ってたらしい。
どうやら土曜日も遊んでたみたいだからかなり頻繁に一緒に過ごしてたんだな。
なんだかIちゃんも合流してたり??タジバンダリ?
ほぼ1週間なんらかの理由をつけて遊んでたのでEくんはバイバイを言うのが寂しかったらしい。
いつものように住んでたコンドミニアムの前まで見送ってもらった時、
「抱いても(ハグしても)いい?」
そう聞いた。
私たちはエレベーター前でハグをしてEくんはジーンズのポケットに手を突っ込んで来た道を戻って行った。
帰宅後、私たちは早速オンラインになってMSNでしゃべってた。
そうこうしてるうちに途中でHageも私に喋りかけてきて。
「(Eくんと手)つないだ?」
そう聞いてきた。
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栗もMSNで毎回、So how are you and E? と聞かれるので探りを入れられるのが嫌いだった。栗は特に自分で聞いてくる癖して具体的な話になると、すぐにトピックを変えてくるので人に聞いてくるだけで特に興味はないんだなって思ってた。
嫌気がさしてた私はHageに「なんで気になるん?」と素気なく返してる。
だけど結局はEくんがHageに繋いだってことを報告してたらしい。
Eくんに、Hageからこんなこと言われたーと伝えると「てかハグしたーって言えばーw」と返ってきた。
前回の投稿じゃないけど、他の誰もができないことを自分はできる。その優越感がEくんにはあったんだろうなと推測する。
Eくんは恋人としての距離を縮めるのに一生懸命で、栗は私の恋愛事情について細かく聞いてきて、Hageは自分の方がFちゃんと先に付き合い始めたから、何かと上から目線で私たちが何をして過ごしているのかを知りたがった。
私は、他人に何かと鼻を突っ込まれるのが嫌だった。
この日、唐突にEくんは「Sarryちゃんのことはずっと忘れないよ」と言った。
明日からも今日みたいに過ごせればいいねって。
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この言葉が今後ずっと呪縛となって彼をがんじ絡めにすることも知らずに。
未熟な情熱を何の保証もない明日を
信じて疑って足がすくんでも
まだ助走を続けるさ 今日も
一緒に超えてくれるかい 昨日を
「それ」が来るまであと2ヶ月と3日
この時は「明日」はずっと変わらずに来ると思った。「昨日」で終わることがあるだなんて想像してなかった。