There will come...
アメリカの詩人、Sara Teasdale(サラ・ティーズデール)の作品のひとつに"There will come soft rains"という詩があります。
以上が原文。
https://7cascades.blog.fc2.com/blog-entry-6.html
こちらのブログで、素敵な訳文が見られます。
すごい詩ですよね。
(War Time)
と始めにあるように、第一次世界大戦中に作られた作品のようです。
(英語版Wikipediaに詳しくのっています)
私はこの作品を合唱で知ったのですが、
それもとても美しい曲です。
作曲家違いで、この二作品をよく聴きます。
特に1曲目、Ivo Antognini(イーヴォ・アントニーニ)の合唱曲が大好きで、もう何度聴いたかわかりません。
人がいなくなった世界を、人が書き、人々が歌うことで表現する。
なんとなく、皮肉にも感じるのですが、
それでも感動せずにはいられないです。
最近、ナミブ砂漠のライブカメラをよくみています。
地球の裏側では、私が動物園でしか見たことのないいきものたちが、自然のままでたくましく生きていけることを教えてくれます。
ナミブ砂漠は8000万年前から存在する、つまり人類が生まれる前からある砂漠だそう。
サラが書いた世界の片鱗を、私はここに見ているような気がしています。
社会では色々なことが起きますが、人間以外の世界はいつも大きな変化をすることなく、回り続けている。
このことが、最近の沈みがちな心を少し安らかにしてくれています。
みなさまもどうか、ご自身の気持ちを大切に、、
辛いことからは離れるのも大事と聞きます。
みなさまにとって今日がいい日でありますように。