サンベネデット市民市場

青空市場のことは少し前に書きましたが、今回はサルデーニャどころかヨーロッパでも最大と言われるカリアリの屋内市場、サンベネデット市場についてです。

1950年代の終わり頃に建てられたサンベネデット市場は、それぞれ約4000㎡の
2階建ての構造で構成されています。1階には魚部門、2階には果物と野菜部門、
肉、さまざまな食品、サービスがあります。また200以上あるBOXはそれぞれが
個人商店になっています。

値段は少々高いですが、ありとあらゆる食品がセンスよく並べられており、見て
回るだけでもワクワクします。

カラフルな野菜たち

日本ではなかなか見ることがないような肉類や加工品

フルーツ(左上)、チーズ(右上)、お惣菜(左下)、パンやお菓子(右下)

カタツムリ(左上)、貝類(右上)、魚(左下)、伊勢海老やオマール(右下)

カリアリの人々が買い物に来るだけでなく、豊富な品ぞろいや活気のある雰囲気に
魅了される観光客も多く訪れるサンベネデット市場。

しかし市場自体を新しく建て替えるため、1月8日のエピファニアの祝日明けには
しばらく近くに移転するそうです。この移転も延び延びになっていて、ようやく
決まったそうなので新しく建て替えられ再び活気のあるサンベネデット市場に戻る
のはいつになるのやら、、、
何事もなかなか進まないイタリアなので少し、いやかなり心配です。。。