見出し画像

Carapigna(レモンシャーベット)とジェラート

毎日暑いですねー!こんな暑い時には(いや、暑くなくってもだけど)食べたくなりますよね〜、ジェラートやシャーベットが。

サルデーニャのお祭りやイベントで売られているのが、Carapignaというレモンシャーベット。

栗の木の樽の中にレモン汁、水、砂糖の入ったステンレス製のハンドル付きシャーベットメーカーを置き、樽とシャーベットメーカーの隙間に氷と塩を敷き詰めてシャーベットメーカーのハンドルを休みなく、半時間ほど強く回して出来上がったレモンシャーベットがCarapignaです。

起源は大昔に内陸のアリッツォという村で冬に雪がたくさん降り、それを集めて固め保存して氷にしたものを利用して夏に何か食べるものが出来ないかな、ということで作られたものらしいです。氷に塩を足すと冷え冷えになり、それで冷やす、ということですよね。材料はホントにシンプルながら美味しくって見かけるとついつい買っちゃいます。

ちなみに今、レストランなどでレモンシャーベットをオーダーすると飲むタイプのものがよく出てきて、これまたレモンシェークのような感じで甘〜いけど食後には口がさっぱりしてお気に入りです。

右の写真は飲むタイプでアルコール入りのものもあります

またシャーベットも好きですが、大好きなのはジェラート。いろんなジェラテリアで食べ比べをするのが夏の楽しみです。
一番好きなのはピスタチオのジェラートなんですが、サルデーニャらしい味と言えばミルト(銀梅花-リキュールにするので有名、ちょっと渋みがある実はジャムなどにも加工)とフィッキディインディア(うちわサボテンの実-フルーツとして食べる、タネがいっぱいあるマンゴーのような食感)です。

左がフィッキディインディア、右がミルト

今では日本にもイタリアのジェラテリアが進出してきて、それはそれで美味しいし日本のアイスクリームも大好きだけど、ここに行かなければ食べられない、という味を楽しむのも旅の醍醐味だと思います。

いいなと思ったら応援しよう!