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サルデーニャの調理道具 -その4-
陶器で出来たたらい?ギザギザのないすり鉢?穴のない植木鉢?、、、
昔からサルデーニャで使われているテラコッタで出来た浅めのボウル、Scivedda-
シヴェッダ-です。
以前、伝統的なパスタでご紹介したかと思いますが、粒々パスタのフレーグラを
作るときの必需品です。上の写真のように大きめのSciveddaに2種類の大きさの
セモリナ粉と水分を少しずつ入れて手のマッサージのようにぐるぐる回して粒々に
育てていきます。テラコッタで出来ているので重くて動かないため使いやすい。
とは言えフレーグラ専用というわけではなく、大きさも深さもいろいろで用途も
様々。
![](https://assets.st-note.com/img/1727323135-MZ1DTIlnKyvzwqH20xoGWS9s.jpg?width=1200)
左のSciveddaは中に模様あり、フレーグラ作りの時は模様があった方が引っ掛かりがあって作りやすい
![](https://assets.st-note.com/img/1727323135-V5nPY7iNdf6EWbUweH0Dshtg.jpg?width=1200)
ちなみにカリアリ近くのアッセミーニという町がSivedda作りで有名です。
一家にひとつ以上のSciveddaがあるのは普通ですが、北に行くほど見かけるのが少ないかも、、、