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Panettone -パネトーネ-

今では日本でもかなりポピュラーになったクリスマスのお菓子、パネトーネ。
クリスマスシーズンだけでなく一年中食べたい大好きなお菓子です。
昔は何とか自分でも作れないかと何回か挑戦しては失敗続きで、、、
やっぱり美味しいパネトーネは買うのが一番、と諦めました。

パネトーネの始まりはいろいろな説がありますが、北イタリア•ミラノからだと
言われています。昔は小麦は非常に貴重なものでクリスマス時期にしか小麦を
使ったパンを口に出来ず、家族でクリスマスを祝う際にテーブルに三つのパンを
並べて分け合い、その一切れを今年も年を越せますようにと年明けまで取って
おいたそうです。

そのパンをミラノのお菓子職人がよりふっくらと柔らかいお菓子にするために
イーストと砂糖漬けのフルーツを加えて焼いたものが現在のパネトーネのレシピと
なったようです。今ではチョコレートやナッツ類が入ったものなどいろいろなパネトーネがありますが、私が好きなのはトラディショナルなものです。

真ん中のはパン屋さんのもので一番のお気に入りでした
ホントは切って食べるより千切って食べる方が美味しい気がするんですが、、、
右のようにパネトーネに手を加えたケーキも

美味しいと評判のパン屋さんや有名なお菓子屋さんにオーダーしたり、スーパーに並んでいるパネトーネの中にも美味しいものはあるし。で、毎年いくつか買っては食べ比べをしていました。日本に居る今は美味しそうなパネトーネはかなりのお値段がするのでなかなかそういうわけにはいかず残念です。。。

ちなみにパネトーネと並んでクリスマスのお菓子といえばPandoro-パンドーロ-が
あります。こちらはパネトーネよりさらにふかふかでバターたっぷり、砂糖漬けのフルーツなどは入っておらずバニラの香りのシンプルでちょっと背の高い星型の
お菓子で切り分ける直前に粉糖をふりかけます。

パンドーロ、右は手を加えたもの

パネトーネ派とパンドーロ派に分かれることが多いんですが、砂糖漬けのフルーツやレーズンが苦手な人はパネトーネよりパンドーロを選びます。
私は断然パネトーネ派ですが。


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