ノダスタ010 銀座中央通り 歩行者天国 20180707
歩行者天国の銀座中央通りで野点。今回はペリエでお茶を点ててみます。
猪目茶碗 長石釉／水牛の角の匙／オリジナル南瓜羊羹／WECKのジャー 見立茶器／独服
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今回使ったのは、瀬戸の陶芸家、小野穣さんの猪目茶碗。ハート型は日本では古来から猪目文様と呼ばれ、魔除けとして使われてきました。猪目茶碗は見た目が可愛いので、独服で使う場合は渋めの色、焼けのものを選びます。
独服には菓子は合わないというのが持論でしたが、なぜ菓子が合わないかを色々考えた結果、自作の菓子であれば独服でも合うという結論に至りました。今回作ったのは南瓜羊羹。南瓜と薩摩芋の皮を剥き煮詰め、ぐづぐづになったら、裏ごしをします。豆乳と粉ゼラチンをまぜ、沸騰させたものに南瓜と薩摩芋を煮詰めたものを加え、冷蔵庫で冷やします。独服は素朴な味が良いですね。
ペリエでお茶は点ちませんでした。炭酸で泡立ち過ぎるのではないかと心配したのですが、炭酸はすぐ切れ、普通にミネラルウォーターで点てたのと同じ状態になってしまいました。
街中ではありましたが、落ち着いた気持ちで野点ができました。
ハート型はデザインとして完成されているので、ストリートでも映えますね。独服でなければ、派手な色も合いそうです。
茶文化とはかけ離れた、都市の景観と茶碗を合わせてみる。
耳を傾けてみると、色んな国の言葉が聞こえて来ます。