音声配信に教わった、わたし自身のこと
音声配信と言っても今は様々なツールがありますが、わたしが配信しているのはradiotalkです。
正直始めるときは簡単に出来る良い趣味になれば、程度でした。
でも実際始めてみると今までの自分にはなかった価値観に出会えました。
音声配信アプリRadiotalkについて
わたしがラジオトークをダウンロードしたのが、2021年7月13日。
そこからもうすぐ2ヶ月。学んだことを書いていこうと思います。
まずこのラジオトークというアプリは2017年8月に「誰でも簡単にスマホ1台あればトークを配信できる」音声配信アプリとしてスタートしています。
「YouTubeのように、プロのパーソナリティーとは違うトークコンテンツの盛り上がりを創出していきたい」というコンセプトのもと「匿名ok、顔出し不要、音声のみ」で誰でも自由に気軽に配信を始めることができます。
2020年からはライブ配信機能もスタートさせ、従来の収録型で一方的な配信ではなく、リスナーがコメントを打ってそれにトーカー(配信者)さんがリアルタイムで答えていくことができる相互的な新しいスタイルも始まりました。
これにより今までは一方的に聞いていたラジオからコミュニケーション型のラジオになり、新たに芸人さんや他配信でライブをしていた人たちも参入しているようです。
他にもspoonやツイキャス、StandFMといったたくさんの音声配信サービスがある中で、わたしは収録もライブも両方やってみたかったし、素人でも始めやすそうで、年齢層も合っていると感じたラジオトークに決めました。
ラジオトークの収録は12分、ライブは30分がデフォルト。ライブは「延長チケット」という課金アイテムをリスナーさんから投げ銭のように投げてもらうと30分ずつ延長することができ、長時間配信も可能になるシステムとなっていて、それも魅力に感じていました。
だらだら長く話せば良いというものでもないし、リスナーさんに求められるから配信ができる、というのは良いなと。
ラジオトークを始めてみて、
まず感じたこと
始めた最初は、やはり不安でしたがいろんな方が優しいコメントや良い評価をつけてくださり、応援してくれるので初心者にとても親切なところだな、という印象でした。
そしてこういう配信自体が全く初めてだったわたしにもわかりやすい操作性と機能のおかげもあり、すぐに楽しくなりました。
トーカー(配信者)さんの枠に遊びに行って「こんにちは〜」と挨拶をする→「来てくれてありがとう」→雑談をする→「また来ますね」そんなやりとりが普通になり、自分が枠を開いて配信していると「こんにちは〜」と遊びにも来てくれる。そうやって配信を続けていると仲良くしてくれる人たちができてくるので新しい仲間を見つけたような気分になれるのです。
このご時世でなかなか人と話す機会も少なくなっていたので、自分の話をしたり、それに反応してくれる人がいるだけで新鮮でしたし、ネット上ではありますが大人になってからもこうして新しい出会いがあることが純粋に嬉しかったです。
またどういう風に伝えたら相手に伝わりやすいのか考えたり、来たコメントに素早く返すスキルが必要だったり今までにない経験をすることで、新しい自分に出会えました。
ラジオトークに気づかされた
自分自身のこと
今までわたしはずっと接客業をやってきたし、いろんな人生経験を積んできたのでコミュニケーション能力には自信がある方でした。いろんな人から話がうまい、話し方がわかりやすい、相手の意図を読み取るのが上手、共感するのが得意、などなど褒められることが多かったので、ラジオもその延長線でできるのでは?と思っていました。
ですが、実際ラジオトークのライブに必要なコミュニケーション能力はまた違うものでした。
収録は撮り直しもできるし、構成を考えて話せば良いだけなのですぐにできました。ちなみに話題は自分自身の人生について語ってます。だから何も難しいことはありませんでした。
しかしライブでは、まずコメントがなかったら30分一人でずーっと話さないといけません。これはこれでテーマがないと大変です。
そしてコメントがきたら返していきますが、一人の人からくるわけではなくチャットのように流れてくるので順番に返していきます。
ここで人気のトーカー(配信者)さんは面白いことが言えるわけです。
いわゆるプロの芸人さんのようなスピーディーにナチュラルに面白いことが言える人が人気なのです。
そして気づきました。
わたしには全くその才能がないことに!
まあ普段からおもしろいことを言えてるつもりもなかったし根っからの真面目人間なのは分かってはいましたが、こんな配信を聞いてて本当に楽しいのだろうか?と思うライブ配信しかできなかったのです(笑)
もちろん通常のラジオ番組のようにテーマを決めてあまりコメントを拾わずにやっている方もいらっしゃいますが、普段は雑談配信をされている方が多いイメージです。
がっつり聞かせるラジオ番組を作り込みたい!というよりリスナーも巻き込んでコミュニケーションを取りたい、というのがわたしがいま感じているラジオトークの流れです。まだ2ヶ月経ってない素人新人の感想ですけどね(笑)
(ちなみにラジオトークから地上波のラジオ番組に行かれた方もたくさんいらっしゃいますし、トーカーさんはもちろんしっかり理念を持ってラジオ番組をされています。何が良い悪いと言いたいのではなく、あくまでわたしが感じている雰囲気や個人の感想です。)
ただ、これらのことに気づいたわたしは、「いやいや、芸人さんだってトークの瞬発力が面白い人もいれば、しっかり作り込まれた漫才やコントが面白い人もいるじゃないか」と自分を諭し、自分に合ったスタイルで配信を続けようと思ったのです。
このnoteもそうですが、やはり無理して頑張っても続かないと思います。
だからわたしはわたしらしく、せっかく初めてみたこのラジオトークを楽しんでいけたら良いなと。
そしてたどり着いた答えの一つとして、今ライブ配信ではsarasaの深掘りradioという形でゲストを一人呼んでインタビューしながら深掘りしていく番組を企画して何回かやらせていただきました。
もちろん素人のやることなのでまだ全然うまくいってないのですが、普通の雑談配信よりはずっと楽しいし、リスナーさん側にも少しはエンタメがお届けできているのではないかと思うので、わたしに合ってるなと思っています。
配信し続けていれば、きっとコミュニケーションスキルもあがり、少しは面白いことも言えるようになったり、新たな面を成長させることができるんではないかと期待しつつ、わたしらしく頑張っていきます。
わたしの番組はこちら https://radiotalk.jp/program/83542
終わりに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
少しでも興味を持たれた方はラジオトークのアプリをダウンロードしてあなたも配信者デビューしてみてはいかがでしょう?きっと新しい自分に出会えますよ!
そしてラジオトークは匿名性が高いので配信しなくても聞く専門もできます。
よかったらわたしのラジオや、他のたっくさんの面白いトーカーさんのラジオを聴きにきてみてください。
ではではまた〜♪