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本当は産まない予定の子供だったらしい

それは、私のことです。

母は、体質的につわりがとてもひどかったらしい。
姉と兄を妊娠した時は、母曰く「産み月までつわりがひどく、水を飲んでも戻していた。」そうです。

それでも周りが望むままに初子である姉、そして跡取りになるべく長男の兄を産みました。

そんな母は、3人目を身ごもった時にあの辛いつわりにはもうどうしても耐えられない、と産まない選択をしようとしたそうです。

でもその時、母の大姑(私の曾祖母)から「せっかく授かった生命なのだから‥」と説得され、産むことにしたらしい。

曾祖母がいなければ、もしかしたら私はこの世に生まれていなかったかもしれない。 

そしたらいったい、誰が今の母の介護をしてただろう‥

姉か兄がしてただろうけれど、こんな穏やかな日々ではなかっただろうな。

それとも一人暮らしを強いられていただろうか‥

と、先日の誕生日にそんなことをぼんやりと考えていました。

母は、もう私の誕生日など覚えていませんけどね😅

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