ケアマネが変わりました
数か月前に、母のケアマネが変わりました。
以前のケアマネの記事 ↓
このケアマネ、時々モヤモヤすることはあっても、だからといって変えてもらいたい訳ではありませんでしたが「他からお声がけいただいたので・・」というご本人の都合で退社されました。
退社が決まった時点で「近いうちに新しい方と一緒にご挨拶に来ますね~。」とのことでしたが、なかなか後任が決まらないまま退職となり、結局その後一度も会わずに新しいケアマネさんと変わりました。
今、ふと自分で書きながらおかしくなったのは、以前の人のことは【ケアマネ】と呼んでおいて、新しい人を【ケアマネさん】と言っていることに気づいたから^^;
新しいケアマネさんは、同じ事業所でずっと介護職員として働いてきた人。
なかなかケアマネが決まらず、白羽の矢が立ったらしい。
母もそこのデイサービスを利用しているし、申請しているグループホームも同じ事業所です。
その人は、イケイケな感じの前の人に比べてとても穏やかな若い人。
前の人は、母とはほとんど顔を合わせることはなく(会話をしたことも無い)、私たち家族としかコミュニケーションを取ろうとしない人でした。
確かに、ケアマネという仕事はそれでいいのかもしれません。
何かあればすぐに動いてくれたり情報も提供してくれたので、それが不満だという訳ではありませんでした。
なので、逆に今のケアマネさんが初めて我が家を訪れた時の行動に驚いたのです。
玄関で靴を脱ぐなり、挨拶もそこそこに「〇〇さん(母)にお会いしてもいいですか?」と。
母の部屋へ案内すると、母の目線までしゃがんで母の手に触れながら、とても優しく話しかけて会話をしてくれました。
その後、今までのあれこれを私が説明する間もずっと穏やかに聞いてくれたのです。
利用者(家族)によっては、当人よりも家族の話を聞いて的確に動いてくれればそれでいい、という人の方が多いと思います。
前のケアマネはそんな人だったし、母が荒れていることで右往左往している私たち家族とって、とても心強い存在だったことは間違いありません。
それに比べると今の人は、ケアマネとしての仕事にはまだ全然慣れていない様子も伺えて、それを「頼りない」と思う利用者さんの家族もいるかもしれません。
それでも、母が認知症であることに慣れてきた今の私たちにとって、新しいケアマネさんは癒しの存在となっています。