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【適応障害入院日記】安心と不安は紙一重
5日目
ベッドと枕に慣れてきたのか、それとも涼しかったからか、
入院してから一番寝られた感。
よかったよかった。
午前は部屋にいると眠くなりそうだから、
デイルームでひたすらラッキースター作り。
黙々と折ってると、不思議と眠くはならない。
途中で少し飽きてきたから、絵でも描こうかと思ったけど、
全然イメージが湧いてこない。
で、結局ラッキースターに戻るという。
すでに100個を超えた。
リワークスタッフさんに「500個できたらプレゼントします」って言ったから、
ちょっとずつ頑張ろ。
(3日に100個のペースだから、単純計算で15日で500個になるんだよな…)
安心できるから、泣きたくなる
お昼を食べてうとうとしてたら、デイケアセンター長が院内通所の面談に来てくれた。
元々リワークの主任スタッフで、ずっとお世話になってるスタッフさん。
優しいことも厳しいこともしっかり伝えてくれる。
前職を辞めることを決められたのも、このスタッフさんがいたから。
「こんにちは。金曜から入院しています、いろどりです。よろしくお願いします」
「ははっ!知ってる〜!」
こんなやりとりができる人が近くにいる。顔を見ると安心する。
落ち着く声、「うんうん」って相づち、マスクを上げるとき必ず横を向くこと…
リワークに通ってた人がみんな言うけど、「もう一つの家」なんだよね。
「ここに行ったら◯◯さんと××さんがいる。どうしました?って迎えてくれる」
「私たちはここで待ってますよって言ってくれる」
センター長と話終わって部屋に戻ると、一気に落ち着かなくなった。
環境の変化にまだ慣れてないから、病棟のスタッフさんにはなかなか話せない。
「もっと話したいことあったな」
「このまま休んでていいのかな」
「本当なら仕事してる時間なのに」
「出張の予定もあったのに」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
安心の反動から、どんどん自責ループにはまっていく。
入院して初めて頓服をもらった。
タオルに顔を埋めて、ぬいぐるみをだっこして、泣いてるうちに寝落ちしていた。
ご飯はいつもの倍以上の時間をかけて、ちみちみ食べた。
まだ火種は残ってる。
油断するとすぐ泣いてしまいそう。
ちょっと疲れたな。
今、私ができるのは「休む」こと。
できることを、一歩ずつ。
大丈夫だね。
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◯今日のご飯
朝食
・ご飯(シャケふりかけ!)
・みそ汁(私の好きなじゃがいも!)
・オムレツ
・ほうれん草とツナの辛子あえ(むーーりーー)
昼食
・冷やし肉うどん(豚肉とほうれん草とかまぼことねぎ!)
・シュウマイ
・オレンジ
麺!入院して初めての麺!歓喜!拍手喝采!
夕食
・ご飯
・みそ汁
・揚げ出し豆腐
・春雨サラダ