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大人の自由研究〜ザ・ロイヤルパークホテルICONIQ京都①〜
旅のお供に新しく仲間入りした帽子です。
夏旅の3点セットは、日傘・帽子・日焼け止め化粧品。
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今回も新しい場所で、発見と感動を重ねながら答えを探したいと思います。
「なぜ美しいのか?」
「なぜ心がつき動かされたのか?」
答えが見つからなくても考えることは、記憶に定着すると思います。
ザ・ロイヤルパークホテル ICONIC京都
関西に引越した今、京都には日帰りで訪れることが可能になりました。
とは言え、この2年間で今回が3度目の京都、一泊二日の京都旅です。
梅雨の季節である6月に京都ステイを計画したのは、チェックインからチェックアウトまでの21時間を可能な限り、ホテル内で過ごそうと考えたからです。
観光を目的としない旅も今の私にはしっくりくるような気がします。
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1.カラーコーディネーション
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ホテルに足を踏み入れた瞬間感じたのは、抑制の効いたカラーコーディネーションでした。
主張することも気をてらうこともない落ち着きのある色遣いが心に残りました。
前回ご紹介したダブルツリーby Hilton大阪城にあったオリジナルテーマのようなものは特に設定されていないように感じました。
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予約時にアナウンスされていた㎡数以上に広さを感じる最新のレイアウトでした。
部屋の一角にある洗面化粧台とつながる水廻りのトイレ、浴室は透明のガラス扉で仕切られ、入り口からベランダまでを見通すことができます。
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より広さを強調しているのは、カラーコーディネーションにも一端があると思います。
部屋には、特に印象に残る色も目を惹く色もありません。
静かな色彩計画です。
自宅の寝室を安らぎと静寂のある空間にしたいと考えた時、参考にしたいスタイルだと思います。
2.家具のレイアウト
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レイアウトは、コンパクトにまとめながらも機能的に設えられています。
バーカウンターは、幅は狭いですが必要なものがすべて縦に収納されていました。
一番上にアイスペールと電気ポットが並び置かれている様は、その不安定さに少し違和感を感じましたが…。
ただ1つ、私にとって残念だったのは、デスクカウンターがないことでした。
日常的にモバイルのメモ機能を使っていますが、旅の記録は手帳などに書き込むことが多く、またその作業がこの上なく好きです。
旅先で買い求めたお土産を並べて撮影をしたり、朝はコーヒーを飲みながらゆっくりとメイクをしたりと、デスクカウンターは、私にとっては、なくてはならない存在です。
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3.水廻りのインテリア
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水廻りの色も同じ色味で統一されていました。
壁や床、化粧台本体に使われていたのはグレーとベージュを上手く混ぜた色グレージュです。
グレーやベージュは、主張しすぎることのない背景色になり得る色です。
ホテルの客室のように、不特定多数の人に馴染む色遣いではないかと思います。
水廻りでの違和感ポイントは一点です。カーテンで仕切ることができても、透明ガラスで仕切られたトイレは使い勝手が微妙でした。
夫も私も殆ど部屋のトイレは使わず、ラウンジやロビーのトイレを使いました。
浴室も大浴場が完備されていたため、朝と夜の2回はそちらを利用しました。
大浴場があったり、パブリックスペースにトイレが充実しているホテルだから成立する水廻りのレイアウトプランだと思いました。
次回はラウンジでのアフタヌーンティーとカクテルタイム、朝ごはんなどをご紹介します。
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