
埃をもとめて
髭のない宮崎駿を一目見てみようと小金井公園を散策し(目撃情報稀にあり)、田無駅に辿り着くとチェーンのカフェに入る。
"まちゃまちゃ"みたいなパンチの効いたおばさんがいて明らかに喫煙目的だと分かる。
小倉利丸の文章を読み進め、目が疲れたのでYouTubeにてナミビアの砂漠の様子を見てみる。

ダチョウだ。結構多い。
気温24.1°ということはちょうど今の東京と同じだ。
まあまあ暑いが心地いい。それはダチョウだって同じだろう。
ふと、来年アフリカに行ってみようか、そう思う。
必ずしもアフリカでなくたっていい。とにかく砂漠を目指そう。
中国、ベトナム、インド、中東なんかの人がひしめくような空間もいいが、今はミニマルな景色を求めている。
殺風景が好ましい。国内ならば北海道だろう。
父親がアメリカをしばらく周っていたとき、多くの時間を砂漠を見ることに使ったという。何か分かるような気がする。
五年前に行ったラオスはとにかく土煙がすごかった。
その埃っぽさをなぜか求めている。