雨季のバリ女ひとり旅① 波乱の予感しかないバリ初日
地面を叩きつける激しい雨が永遠に降り止まない。
ネットで調べたときは、
「雨季でも1日中雨が降ることはなく晴れ間もある」って書いてあったはずなのに。
雨が酷すぎて一歩たりとも歩けないんだけど。
旅にきて、
「今日なにしよう」
とぼやくなんて予想もしてなかった。
そんなふうに始まったバリ旅だった。
旅の最中に「シロダーラ」を受けた。
オイルを額に垂らしつづけるアーユルヴェーダの施術で、施術のあとは額の中心にある第3の目、「第6のチャクラ」が開くという。
施術ががきっとうまくいき過ぎたんだろう。
日本に帰ってきてもう4日。
私の魂はまだ遠く、バリに在る。
雨季のバリに女1人(3泊4日)で行ってきた。
今回の目的は3つ。
🪷珊瑚礁で有名なバリの海でシュノーケル
💐伝統舞踊「ケチャ」鑑賞@ウルワツ寺院
🌺バリのサファリパーク
サブクエ(裏目的)は
🥭インドネシアのフルーツ「シルアック(スネークフルーツ)」を食べること。
今回の旅は上手くいかないことが多かった。
それをカバーするための出費もやたらと多くて、
自分が嫌になった。
でもこれが1人旅。
旅先のやらかしは、すべて自分のせい。
でも旅先で見たすべての美しいものや経験も、
自分ひとりだけで獲得したもの。
失敗が多かった分、
嬉しいときの反動がすごくて、
情緒が行ったり来たりする目まぐるしい旅になった。
そうはいっても、旅のやらかしは
少ない方がメンタルに良い。
やらかしの中には、準備不足や想定外の事情だったこともある。
このnoteがこれからバリに行く人たちにとって
一助になれば幸いです。
✈️🧳🇮🇩
プライオリティパスがあれば、
「ぼでじゅう」を食べられるという噂を聞きつけて、ちょっと早めにセントレアに到着。
いそいそと「ぼでじゅう」に向かうと、
なんと2025年から楽天カード付帯のプライオリティパスではラウンジしか使えなくなったという。
でもわたしには、シンガポール航空があるし?
今回の旅は初めてのシンガポール航空!
はじめましてのエアラインってわくわくする。
帰りのトランジット(乗り換え時間)が
4時間あるから楽しみにしとこっと。
日本→シンガポールまでで6時間、
シンガポールでの乗り換え2時間、
シンガポール→バリまで2時間、
計10時間かけてバリのデンパサール空港到着。
そして嫌な予感は的中するもの。
バリは入国するのにビザが必要なんだけど、
ビザ購入の長蛇の列が.........
事前にビザを購入できるのは、知ってたけど
手がかかりそうだったから現地での購入にかけたのがやっぱりミステイクだった。
ちなみにビザ本体が5000円、クレジットカードを使うと、追加で450円かかる。
バリの事前購入をしなかった自分を
弁護させてもらうと、
オンラインの申請フォームに
・パスポートの写真
・帰りの航空券
・証明写真(縦6×横4㎝ 2MB以下のもので、自分で撮影でも可能)
をアップロードする必要がある。
iPhoneで撮影&pdfに変換だと容量が大きすぎてアップロードできず、
めんどくさくなって現地で購入しようと諦めてしまった。
👉なお、ビザの申請はこちらからできる。
詐欺サイトかもしれないから、海外の申請ものは全て公式サイトからの申請にしています。
結局購入するのに3〜40分かかった。
購入自体はめっちゃ簡単で、帰りの航空券の写しとパスポート見せただけ!
クレジットもOK。
空港からホテルまでは、
Booking.comでタクシーを予約していた(バリは交通が発達してないから、移動は基本タクシー)。
ビザでもたついたからか、
予約してたはずのタクシーはいなかった。
タクシードライバーに連絡を取ろうにも、
空港のWi-Fiも現地で使えるeSIMも電波が悪く、不可。
whats app(海外でよく使うメッセンジャーアプリ)があったら、タクシードライバーと連絡が取れたっぽい。
バリに行く人はいれておくと、
いざというとき便利かも。(現地で知り合った人とは基本whats appでやりとりした)
暑いし、雨降ってるし、ムキーッ。
あらかじめダウンロードしといた配車アプリ「Grab」を早速使う。
スムーズにタクシーと出会えて、
ちゃんとクレジットカード払いできたので、(事前に登録する必要あり)その場での支払いなしで、
タクシーを降車。
海外で1人で配車アプリを利用するの初めてだったから、心の中で小さなガッツポーズを決めた。
ちなみにbooking.comに後日チャットで返金してもらうようお願いしたら、返金してもらえた( ˘ω˘ )
高いホテルが手配したっぽいドライバーはちゃんと待ってるのに、
なんでわたしのドライバーはちゃんと待つことはできないの?
高いホテルを予約しなかった自分をバチボコに責めた。
約1年ぶりの海外。
しかも一人旅。
心細かったのもあって、気分が沈む。
ホテルに着くと、
さらなる絶望が待っていた。
まずカビ臭い。
部屋が古いの単純に汚いのか、不衛生。
そんでバスタブ付きの部屋を予約したはずだけど、バスタブはない。
シャワーとトイレのエリアが区切られてないタイプ。カーテンさえない。
水圧弱くてぬるい。
アメニティは石鹸のみ…。
ドライヤーはなかった。
さすが3泊8000円のホテル。
写真とけっこう違う気がして悲しくなった。
ヨーロッパでも東南アジアでも海外のホテルは、アメニティがないのも当然だし、とにかくクオリティが低い。
そんなのわかってたはずなのに。
予想を超えてくるホテルのクオリティに、
旅慣れを自負していた自分の頭をはたきたくなる。
明日は早朝から1日シュノーケルの現地ツアーなのに、こんな雨でもやるんだろうか…….
ということで無理やり就寝。
......
やばい。寝れない。
部屋がボロいから、鍵が壊れててだれか悪漢が入ってきやしないか不安になる。
誰かが歩いてる音や話し声がけっこう漏れてて、気になる。
「旅先では明日が楽しみすぎて寝れない」
ということはあっても、
不安で眠れないなんて初めてのことだ。
home, home, sweet home。
オズの魔法使いのドロシーのように、家に帰れる呪文が使えたなら、もう唱えてしまってたかもしれない。
▼バリ2日目💐
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