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モロッコ女2人旅②/3 砂漠とラクダに酔いしれる
砂漠でラクダに乗ること。
そして日の出と日の入りを見ること。
これは死ぬ前にやりたいことの一つで、今回モロッコを訪れた目的。
マラケシュからサハラ砂漠でラクダを乗るのにはツアーの方が安全そうだったので、現地の2泊3日の現地ツアー1人26,000円で予約した。
ツアーの内容
・砂漠でラクダに乗って日の出と日の入り鑑賞
・満点の星空の下、砂漠でキャンプ
・砂漠をサンドボードで降りる
・2泊分の宿泊
・3日分の朝夜の食事
・マラケシュから砂漠、砂漠からフェズへの移動
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Get your guideというWebサイトから予約
Day1 マラケシュ→サハラ砂漠手前の街で宿泊
バス移動メインの日。
途中で景色が良いところに立ち寄ったり、トイレ休憩も多かったので飽きずに過ごせた。
峠道でバス酔いが怖かったので現地で300円で買った酔い止めを飲んだ
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モロッカンオイルのショップにも立ち寄ってくれました。
お昼はモロッコ料理が確定してたことと貧乏旅行なこともあり、前日に買った推しパン屋のパンでお弁当。
ほかのツアー客はレストランで1500円のタジン鍋を食べたらしい。
ツアー中はモロッコ料理が続いた。
そのあとは世界遺産に登録されている古代の要塞都市アイット ベン ハドゥにも立ち寄り1時間30分のミニツアーがあった。
アイットベンハドゥは映画の舞台にもよく使われていて「グラディエーター」などが有名。
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暑くて強風の中、急な階段を登ったので1時間の散策なのに疲弊した。植物など周りに遮るものが少ないから目や口に砂が入って痛かった。
ホテルに到着。
ツアーに組み込まれているホテルだったから、全然期待していなかったのにとても豪華。
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私たちにとって豪華すぎて興奮
なんとここで夜ご飯に食べたタジン鍋が1番美味しかった(やはり今日もモロッコ料理、やはりタジン鍋)。肉が臭くない…!!
旅行中は寝ると回復するんだけど、体力の最大値が毎日少しずつ減ってるのを感じる。
Day2 サハラ砂漠手前の街→サハラ砂漠にてキャンプ
今日もサハラ砂漠まではバスで移動。
貧乏旅なので、お昼は相変わらず持ってきたパンで凌いでいた。笑
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漫画「セブンシーズ」の花ちゃんを思い出す
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押し売りはなかった笑
ここでも日本人とわかるとちょっかいをかけられる。日本人はにこにこしていて反応が良い。しかも押しに弱いから絡まれやすいのではと思った。
そしてようやくサハラ砂漠に到着。
目の前にはもうラクダがお出迎え…!!
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ターバンを現地の人にしっかり巻いてもらい、頭と口を覆った。
ラクダに乗って夕焼けスポットへ。
ラクダは思った以上に揺れた。きめ細かい砂が深く、足で歩いても足を取られるから無理もない。落ちないように必死でラクダに装着された鉄製のハンドルを握った。日焼け止めを塗り忘れた足首がジリジリと焼けていた。
ラクダに揺られて30分、日の入りを見る高台に着いた。日が沈むのをぼーっと眺めた。砂漠は風が吹いても静止したままで、時が止まっているようだった。
サーフボードで砂山を降りる「サンドボード」もした。ボードを上がって高台に戻ってくるのが大変だった。
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ラクダに乗る時のおすすめな服装:
・飛ばないようにゴム付きの帽子かターバン
・サングラス
・口元の砂防止のマスクかターバン
・日焼け止めは塗っておく
・怪我防止にズボン推奨
口や目、もってきたペットボトルの口にもざらりと砂がのこる。砂っていつまでも残るよね。
夜は満天の星空が見えた。人生1番の星空。最近行ったアイスランドを軽々超えた。
テントの中にはベッドがあったので、しっかり寝ることができた。夜の砂漠は寒い。
共同のトイレとシャワーもあった。
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ラクダは6頭で1列になり、現地の人が歩いて先導する。
歩くととてもしんどい砂漠。ラクダはゆっくりと、でも着実に前へと進む。
大変なことでも自分のペースを崩さないことが、何事も上手く進めるコツなんじゃないかと、ラクダを見てふと思った。
Day3 サハラ砂漠にてキャンプ →フェズ
朝焼けを見る。ガイドが集合時間に来なくて焦る。朝からラクダに乗って砂漠にお散歩。朝は寒い。
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今回の旅で計2時間ラクダに乗った。
英語の説明をよくわかっていなくて、わたしたちの荷物だけキャンプ場に忘れ去られるというプチトラブル発生。
貧乏旅行なので、やはりお昼は3日前に購入したパンの残りと朝のビュッフェの残りを食べた。笑
バスは今日は立ち寄りは少なく、ほぼフェズへの移動のみで終わった。
終わりに
悲しい時の記憶のように、いつまでもまとわりつく砂。やはり我愛羅が最強なんだなぁ
砂はその場に静止しているように見えて、いつのまにか入り込んで、静かに飲み込んでいく。
ぼうっとしてたら、口にも鼻にも目にも上着にも砂。自分を侵そうとしてる意思を感じるような、砂にはそんな恐ろしさがある。
この地に住む人はずっとそんな恐ろしい砂と生きてきた。
だからなのか、なんとなく自然や動物、人間にさえ厳しい見方をしてるように感じる。
砂は征服できない。人間が受け入れて順応するしかない。
客引きや値段交渉のときにかなり強引なモロッコ人。彼らと接すると時に嫌な気持ちになるが、砂が彼らをそうさせたのかもしれない。
次回、モロッコの古都フェズとモロッコ一の都会カサブランカへ。
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