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自分の良さが知りたくなったら寄せ書きを読み返してみる

私は定期的に過去にもらった寄せ書きを読む習慣があります。

退職や異動など、別れの瞬間にもらうメッセージはどれも心が温かくなるものばかり。
いつも読んではその頃を懐かしんで幸せに浸っています。

共通のワード

メッセージを読んでいると共通のワードがちらほら入っていることに気がつきました。
特に多かったのは以下の3つ。

①愛情深い・優しい
②ホスピタリティ(を感じた)
③丁寧

①は似通っているのでまとめました。
そうやらこれが周りからみた「私」のようです。
少し気恥ずかしいですが、ありがたく、素直に受け止めています。

実はこの3つ、私が人生において大切にしているモットーそのもの
それを周りのみんなが日々感じていてくれたと思うと
そのモットーを体現できていた自分に誇りが持てました。

①愛情深い・優しい

「目の前の人に優しくありたい」といつも思っていて
おそらくこれまでの経験が関係しています。

親の仕事の都合で小学校を2回転校し
社会人になってからは転職や異動も経験している私。
環境が変わるタイミングでの不安な気持ちはよく分かります。

その度に人から優しくしてもらうことが多く
気にかけて声をかけてくれたり、慣れるまで仕事をサポートしてくれたりする人にはありがたい気持ちをいつも感じていました。

仕事で新しいメンバーが入る際に
オンボーディング資料やその体制を整えたのは
新しい環境での不安な気持ちがよく分かるからです。
その気持ちの少しでもなくしたい、支えたいと思ってのことでした。

②ホスピタリティ(を感じた)

これはいわゆる「おもてなしの心」のようなもの。
直接お客様と関わりのある仕事をしていたので特に意識していた部分です。

前職の研修で他己分析をする機会があり、
他チームのリーダーの方に「私ってどんなイメージですか?」と聞いたら
「圧倒的にホスピタリティが高い人!」と即答されたことを思い出しました。

①と要素が被っている気もしますが、
「目の前の人に寄り添いたい」気持ちの表れなんじゃないかな、と思っています。

③丁寧

これは丁寧に、というより雑にならないように意識していました。

例えば、業務の指示をする際
「ここで必要項目を埋めてください」ではなく
「①と③の必須項目を●●の資料を見ながら埋めてください」
とお願いしています。

いやいや、当たり前じゃない?と思われる人も居るかもしれないですが
自分が指示する側だと意外にやってしまうパターンなんですよね。

これに限らず、この返信(回答)で相手は理解できるか?と一度考えて対応するようにしています。

実際の寄せ書きから抜粋、嬉しい

最後に

寄せ書きはその人への感謝やねぎらいを伝える場でありつつ、
自分が周囲にとってどのような存在だったかを映し出すものだと考えています。

自分がメッセージを贈る側だった際には
みんな上手にその人を表したメッセージを書くなあ、と感心していました。

それが私の場合は「相手を想う」という価値観を軸として
優しさや愛情深さを始めとした印象になったのだと思います。
(やっぱり少し気恥ずかしい)

誰しも自分がどんな人なのかを考える瞬間があります。

もしそこで自分の良さってなんだっけ?と思ったら
寄せ書きや人からもらったメッセージを読み返してみてください。

きっとそこには真の自分の良さが隠れています。


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