最善を尽くした結果起きたことは意味のあることなんだよ
GW明けの仕事がつらい…と今朝はニュースにもなっていましたが
休職中は毎日が休みなので、社会復帰する日が怖くてたまりません。笑
今日はここ最近でやっと腑に落ちたことを話します。
前回の転職活動の話から書いていますが、
転職活動中の方は参考になると思うので
是非読んでいただけると嬉しいです。
(正直エージェントの方にも読んでほしい)
伝えたいことは
「最善を尽くした結果起きたことは意味のあることなんだよ」
です。
休職の経緯と前回の転職活動
実は現在の会社に入社して1年未満で休職しています。
都合上詳細には触れられませんが、
待遇や業務内容・環境において、
当初聞かされていたことと異なる部分がかなり多く、
働き続けるには心理的安全性の確保が難しいと感じたため
結果として起こった体調不良をきっかけに休職するに至りました。
休職直前は心身の疲労が極限で、休めることに安堵した反面
「なにをどこで間違えてしまったんだろう…」と自分に自信を失くしていました。
社会人として10年近く働いてきて、こうも簡単に自分が崩れてしまうとは思わなかったからです。
さすがに起こった出来事と気持ちの落ち込みが大きく、「仕方ないよね」と割り切ることが難しかったです。
そんな訳で「どうして間違えてしまったのか」を振り返る日々が始まりました。
まず、前回の転職活動では2社の内定をもらっていました。
(他方と比較して)現職を選んだ理由はいくつかあり
評価のタイミングが年2回ある
給与も悪くはない
面接担当の上司と働きたいと感じた
が主な理由です。
事業や業務内容についてはあまり大差はなく
選ばなかった方は決裁者である代表が多忙な方で、
なかなか(誰に対しても)内定が出せない状況だったので
最終結果が出るまで時間を要したことも小さいながらに志望度が下げた理由の一つでした。(業務でも決裁に時間を要すると想定できたため)
当時エージェントを複数利用しており
この内定の出た2社はそれぞれ別のエージェントでした。
そのため、最後どちらかに決める段階で
「こちらの方がいいですよ。他方は~」というアピール合戦が激化。
偶然にも内定の出た各会社は
他方のエージェントでは取り扱っていない求人(会社)だったので
互いに持てる情報で
「〇社は✕✕会社と競合他社で、突出した強みがないからうちで内定出た会社の方がいいよ」
と、各々で内定が出た会社を双方から薦められました。
私からすると、調べに調べて各社の強みを理解していたので
これでどちらかに心が動くということはありませんでしたが。
当時の転職で大事にしていた大きなポイントはキャリアアップ。
評価が「年2回」という点で、他方の「年1回」よりも挑戦するチャンスがある点が最後の一押しとなり現職に決めました。
※余談ですが、元々はどちらも「年2回」評価時期がある認識で
選ばなかった方が、オファー時の内定通知で「年1回」だと発覚しました。(求人の記載ミス、エージェントに対して信頼度が下がりました)
選択したからこそ思うだけ
ここまで決めた経緯を話してきましたが
もはや私の身に起きたことは「仕方ない」と思いません??
その時考えられる限りの情報で一生懸命考えた先の選択だったし
入社したら一緒に働くはずだった上司が
急遽ご家庭の都合で異動になるなんて想像できないじゃないですか。
選ばなかった会社でイキイキと働いていた未来があったのでは?
と考えたこともありました。
でもそれはいわゆる「タラレバ」な訳で。
これに関しては、先日仲の良い友人が言っていた言葉に納得感がありました。
離婚した共通の知り合いの話になり
「はじめから結婚しなかったらしなかったで、結婚していたら…ってなったと思うよ。だから一度結婚して良かったんだよ。」
と一言。
選ばなかった方は良い未来を描いてしまいがちだけど
それは今選んだものがあるからそう考えてしまうだけ。
起こらなかったことに対しては、後から何とでも言えます。
株式投資でもこの時に売っていたら大儲けできましたよ、みたいなことを我が物顔で言う人が居ますが
それはすべて結果が分かった今だから言えること。
かの有名な投資家ウォーレンバフェットですら失敗した数の方が多いと見ると
正解がなにか・どこかなんて誰にも分からない。
それに長い目で見ると失敗は将来の成功に必要なきっかけだった、ということもあるはず。
まとめ
私の転職活動は終盤を迎えつつあります。
皮肉にも自分を労わる期間を持てたからこそ
多忙でできなかった勉強や自分が本当にやりたいことを見つめ直して
今後の方向性を決められたんですよね。
(これについてはいつか詳細を書く予定)
最善を尽くした結果起きたことは意味のあることだと
納得感を持って信じられるのは大きな一歩です。
最後に、現在休職・転職活動中の方にお伝えしたいのは
最善を尽くしていても、時として不遇なことは起きる。
そこで起きた悪いことは長い目で見ると意味があるし
状況を好転させるためにどうしたら良いのかを考え行動に起こすことが大切。
もちろんこの「最善」がポイントですが
わざわざここまで読んでくださっているので
できる限りのことをやっている方ばかりだと思います。
私が悩んだこと、至った結論が
同じように悩んできた誰かの参考になればとても嬉しいです。