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旭川生まれの香ばしい進化系醤油。「らーめん鷹の爪」【札幌ラーメン屋めぐりvol.24】

らーめん鷹の爪(札幌市白石区)

龍の雫 880円

最近は味噌やとんこつ系が続いていたので、今回は醤油を求めて旭川ラーメンの店へ。白石区の中でもほぼ清田区寄りに位置し、清田通りに面している「らーめん鷹の爪」だ。

今回は一番人気の「龍の雫」を注文。待っているとカウンター前の厨房から、鍋に入れたラードが爆ぜるジュワワワワ……という音が聞こえた。店によると、注いだラードが暴れる龍のように見えることから、この名前がついたという。ちなみに味噌は「龍の極」、塩は「白龍」とネーミングが洒落ている。

黒々としたスープをすすると、香ばしい味わいだった。あっさりしたレトロな醤油ラーメンとはまったく違う、これぞ進化系と言える味。ラードの旨みが強く、こってりしていてゴクゴク飲み干したくなる。そして熱々だ! 火傷には注意してほしい。

麺はまっすぐの細麺。ツルツルとすすれる。
具材はチャーシュー、メンマ、麩、海苔、きくらげ、玉ねぎ、ねぎ。けっこう厚めのメンマが嬉しい。チャーシューは薄いが、大きいものが二枚も入っていて贅沢感がある。スープに浸して、くるくる巻いて食べた。麩も海苔も、スープを吸わせてふにゃふにゃにしてから口に運ぶ。

スープがおいしいので、いつまでもしつこく飲んでしまう。しかし熱いな。ラードが熱を閉じ込めてくれるので、食べ終わるころまで熱々のままだった。
量はそこまで多くなく、少食気味な自分でもペロリと食べ切れた。プラス150円で大盛りにするか、ミニチャーシュー丼を追加してもよいだろう。メニューを見ると、ミニ豚丼もあるようだった。

味噌ラーメンの「龍の極」と迷ったので、次回はそちらも頼んでみたい。海老味噌や辛味噌シリーズもおいしそうだ。
ごちそうさまでした。


2023年5月来店

旭川鷹栖ラーメン 鷹の爪 南郷店
札幌市白石区栄通19丁目4-1


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