スープが絶品!あっさりなのにコク深い魚介白湯。「我流麺舞 飛燕」【札幌ラーメン屋めぐりvol.14】
我流麺舞 飛燕(札幌市豊平区)
魚介鶏塩白湯 870円
中の島通りに面した「我流麺舞 飛燕」は、ミシュランガイド(北海道 2017 特別版)に掲載されたこともある名店。
この店のラーメンは、とにかくスープがおいしい。イチオシの魚介鶏塩白湯は、あっさりしているのに白湯の濃厚さをしっかり感じる。印象としては、魚介4:鶏塩6といったところか。口に含んだ瞬間は鶏塩白湯の味を強く感じたが、すぐに魚介の旨味が追いかけてきた。
もうやめよう、そろそろ終わりにしようと思いつつも、レンゲでスープをすくう手が止まらない。水を飲むのさえ惜しく感じてしまう!
麺は意外にも極細麺だ。まるでそうめんのようで、ツルツルと食べられる。個人的にはもう少し太めのほうが食べ応えがあって好きだが、軽くて食べやすくはある。少食の身でもペロリと完食できるボリュームだった。
具は超ロングメンマに、チャーシュー、玉ねぎ、ねぎ、唐辛子。
チャーシューは2種類あった。香ばしく柔らかい豚と、ハムのようにしっとりとした鶏。
そしてあっさりながらもトロッとしたスープには、シャキシャキ感が残る玉ねぎが絶妙に合う。もしオプションがあれば、玉ねぎを増し増しにしたいところだ。
注文時にもう1つ迷ったのが、店名をもじった「我流札幌ラーメン 飛塩」。焦がしラード風味の塩ラーメンだそうで、黒いスープが気になった。次回はそちらをいただこう。ごちそうさまでした。
2022年12月来店