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子どもと”虫”の関係性

子どもと虫の不思議な関係性。

先輩が書いてた二つの文から、虫と子どもの関わりの事を綴っていきたいと思う。

4月の入園したての年少の子達は

初めてお母さんやお父さんと離れた子ばかりで、

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園内には大きな泣き声が色んなクラスから響いてくる。

大声で泣くぐらい大好きってすごい事だなぁと思う。それくらい子どもは親の事が大好きだ。

でも、大泣きするくらい頑張ったってこと。子どもにとったら親と離れる事はそれくらい大それたこと 一大事。

保育者が抱っこして、「がんばったねぇ」とか「あっ!この遊びしてみようか!」とか声をかけても、なーんにも耳に入らない笑

そんな時もある。

けど、虫ってすごいんだ。

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「あ!あそこにあおむしいるよ!」と言って

「ほら見てみて!」と声をかけると

初めはビクッとして

初めてみる生き物に驚く。 

不思議な動き方に思わず泣いてたのを忘れて、虫をじーっと見る子ども。

それで、「あっうごいたよ!」とか思わず喋り出す子がいたりする笑

虫に何度助けられたか分からない。

子どもを引きつける力が虫にはある。

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園にも慣れて、大きくなってくると、

大体やんちゃな男の子。女の子は。棒で突いたり、靴でアリを潰しちゃったり。

初めて見つけた虫を、大事にしすぎて、力の加減が分からなくて握り潰しちゃったりする。

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そんなときは、命のお勉強だ。

やんちゃな子には、「動かなくなっちゃったね」「虫さん一回死んじゃうと、もう動かなくなっちゃうんだよ」「小さな命大切にしてあげようね」

「優しい力で触ってあげようね」

といって一緒にお墓を作ったりする。

小さな命を大切にする。そんな教えが、子どもの心の中に少しずつ育っていって、虫の命を大切にする心が育っていく過程をたくさん見てきた。

そして、カナヘビ、ニジイロトカゲ、バッタ、蝶々、アリ、ダンゴムシ、てんとう虫などなど

子どもは色んな虫との出会いを通して、小さい命を大切にしたり、捕まえるスリルを感じたり、

虫を小さな友達と思って、お家を作ってあげたり、観察したり、話しかけたりと豊かに過ごしていく。

(蚊とか蜂とかは別枠だけれど 汗)

子どもにとって日常は、勉強の場所だ。

人間として生きていくために大切な、心を育てるそんな時期。

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最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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sapo✳︎