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〈世界一周〉ベトナム・ハノイに行ったら、絶対これ食べて!

私にとって、一番大切なもの。それは食べること(笑)。もちろん他にも色々あるが、特に旅の間は「今までの人生で食べたことがない、おいしいもの」を発見したくなる。

旅の予定は立てないし、行くべきところは現地に着いて情報収集してから決める、そんなめんどくさがり屋でずぼらな私。しかし、食べ物だけは入念にチェックしていく(笑)。限られた時間の中で、おいしい現地のものをできる限り胃袋に入れて連れて帰りたいから! ここだけは譲れない。

で、今回そんな私が久しぶりのアジア旅行(日本以外)へ。選んだ先は、ベトナム・ハノイ。ベトナムには何度か旅行しているが、初ハノイ!

ここでは、食べものにものすごい執着する私が「うーーーんっ」と唸った、美味しかったグルメをお店情報と一緒に紹介する。ハノイ旅行で、絶対に食べてほしい! これは逃しちゃダメ! と、完全なるお節介心ではあるが、参考になれば幸いである。

1、トマトと蟹の出汁がうますぎる「ブン・ジウ・クア(Bún Riêu Cua)」

何回でも食べたい!

今回のハノイ旅で私が何度も何度もリピートしてしまったのがこの「ブン・ジウ・クア」という細麺料理。ベトナムというと、フォーが代表的な麺料理であるが、今回この麺料理に出会って、私の中のベトナム=フォーが覆った! 

とにかくスープが激うま。トマトの酸味と魚介、蟹味噌のコクが混ざって、すごくいい香り。麺も細麺で食べやすく、野菜や豆腐もたくさんついているからとってもヘルシー。地元の常連さんたちが、「辛い味噌」みたいなものを入れて食べているのを観察し、入れてみたらこれまた味が激変。半分まで楽しんでから、変えるのがおすすめ。文章を書いている間も、写真見ながら「食べたい…」と考えるのをやめられない(笑)。

あまりにも行きすぎて、最後には店主のおばちゃんに「ああ、あんたね(言葉は通じない)」という顔された。ハノイに泊まる人はぜひ!


2、路上でフーフーしながら食べる「チェー・チョイ・ヌック(Che Troi Nuoc)」

近所にあったら毎日行ってる…危ない…

ベトナムのローカルスイーツとして人気なのが「チェー(Chè)」。道を歩いていると、路上に座ってチェーを食べる若者を見ることができる。チェーはざっくり言うと、甘く似た豆類や寒天、果物などを合わせて食べる食べ物。特に冬に食べるチェーは日本でいうところのぜんざいっぽい感じ。

中に入っている、黒胡麻ペーストがやばい!!!

私はチェーについてはリサーチ済みだったが、この白玉餅入りのチェー「チェー・チョイ・ヌック」については、現地で出会ってしまった。路上で女子大生たちがフーフーしながら食べているのをみて「なんだ…!?」と興味本位で注文。食べたら、もう虜。甘い汁の中に、いくつかモッチモチの白玉団子らしきものが入っていて、それぞれ中身が違う。私のお気に入りは黒胡麻ペーストが入ったもの。ナッツと生姜がかかっていて、食感もいいし、香りもスパイシー。甘いだけじゃない、完璧な組み合わせである。

他にも山芋ペーストらしきものと食べるチェーや、豆乳プリンみたいなチェーなど、いろいろな種類がある。この時期は冬だったので、冷たいチェーは食べなかったが、夏にまた訪れたときは冷たいチェーにもチャレンジしたい!

3、こんなにサックサクなんだ…「バインミー(Banh Mi)」

ジューシーな野菜やお肉が入っているのに、パンはサクサク!フワフワ!

バインミーとは、小さいフランスパンに肉や野菜などを挟んだサンドイッチのこと。日本でもベトナム料理屋などで食べられる、ポピュラーなもの。「バインミーって日本でもカナダでも美味しいけど、現地もそんな変わらないだろ…」とたかを括っていた。

しかし、出会ってしまった。ハノイの中心地にあるバインミー専門店「バインミー25」。現地で友達になった外国人たちが「騙されたと思ってバインミー25行ってみて」というので、行ってみた。

チキンのバインミーを頼んで食べてみた。見た目は普通、でもパンのサックサク度が、いつもとは全く違った! 肉汁が漏れる、ジューシーなチキンも美味しかったし、ソースやら野菜やら入っていても最後までサクサクしているし、美味である。いろいろな具材があるので、何度も通って色々試したかった(時間なかったけど)。本場のバインミー、恐るべし。


4、鉄板「フォー(phở)」は、地元の人で賑わう場所を選ぶ

お気に入りは、半生の牛肉入り「フォー・ボー(Phở Bò)」

みんなが知るベトナム料理代表「フォー」が食べられる場所は、屋台からちゃんとしたレストランまで、ハノイの街中に正直死ぬほどある。色々試したりしたけど、結論はどこもまあまあ美味しい(ハズレはない)ってこと(笑)。日本で食べたら1000円以上しそうな量とクオリティのフォーが300円くらいでお腹いっぱい食べられる、幸せである。

カリカリの揚げパンも一緒に頼んで欲しい!

で、かず多くあるお店から、隠れた名店をみつけるコツは「地元の人が溢れている」場所を探すこと。数件目星をつけておいて、店の前まで行って覗いてみる。そうすると、「観光客用」か「地元の人気店」かが一目でわかる。

私が見つけたのは、裏路地に入った一見入りにくそうなお店。でもお昼時になると、地元の人が5分でササっと食べて出て行ったり、家族みんなで食べにきてたりする。あとは観光客もちょっと…こんな感じが安心できて、美味しいという確率が高い。自分のお気に入りをぜひ見つけてみてほしい!

なかなか入りずらいけど、地元民みたいに当たり前に「堂々とした顔」
で入るのがコツ(笑)

5、おしゃれなカフェで、甘くない「ベトナムコーヒー(cà phê)」

甘くないコーヒーもある!

みなさんご存知かもだが、ベトナムコーヒーは、めっちゃ甘い!(笑)とにかく、飲むと背筋がゾクっと伸びるくらい甘い。甘党だけれど、そこまで甘いコーヒーが好きではない私にとって、ベトナムコーヒーは、めっちゃ暑い日が続いてない限り、手が出にくい。美味しいけれど、毎日は飲めない…と思ってしまう。

同じようなことを思う人もいるのか、最近ではおしゃれなカフェに普通のメニューもかなり登場している。私がオーダーしたのは「カプチーノ」。コーヒー好きなベトナム人が入れるコーヒーは、甘くなくてもクオリティが高い。

ハノイには、日本のコンビニみたいに、外に出れば100m以内に絶対カフェがある。観光で疲れたらと休憩場所はもちろん、カフェで仕事や勉強するベトナム人も多い。私がよくノマドワークしに行っていたカフェを載せておくので、ぜひ行ってみてほしい。

6、焼肉好きは食べるべき「ブン・チャー(Bún cha)」

野菜たっぷり入れて食べるのがコツ!

ベトナム語で「ブン=米麺」、「チャー=つける」という意味。つまりベトナム式のつけ麺である。頼んだのはいいが、お店で食べ方が分からずモタモタしていると、店員さんが優しく教えてくれた。

「好きな野菜をたくさん入れて、麺を入れて、汁をかけて、最後にお肉を乗せて食べる〜(カタコトの英語)」とのこと。レタスやらシソやら、野菜も一緒にたくさん食べるので、意外とお腹がいっぱいになる。また、スープが酸っぱくさっぱりしているので、夏にも食べたくなる味だ。鉄板の上に乗った熱々の肉と一緒に飲む、ベトナムビールは最高!(笑)。

今回の旅では、ハノイ以外にも電車で行ける田舎も探検した。また別の記事で紹介するので、そちらもぜひ見てほしい!

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