「恋の感情」
繰り返されてゆく仕草で
記憶に 埋め込まれてゆく
微妙な角度の違い
速度の違いで
猫の眼のように変わる 恋の色合いを
謀っている 互いに
疑い合うことが
信頼を上回り、
罵り合うことが
語らうことを押し退けてゆく頃、
終章さえ見失った
恋の姿に 気づく。
―――詩集「十三夜」より
よかったらサポートお願いいたします。いただいたサポートは、写真家および言葉紡ぎ屋としての活動費あるいは私の一息つくための珈琲代として使わせていただきます・・・!
繰り返されてゆく仕草で
記憶に 埋め込まれてゆく
微妙な角度の違い
速度の違いで
猫の眼のように変わる 恋の色合いを
謀っている 互いに
疑い合うことが
信頼を上回り、
罵り合うことが
語らうことを押し退けてゆく頃、
終章さえ見失った
恋の姿に 気づく。
―――詩集「十三夜」より
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