見出し画像

田舎に住んでみてわかった"都会が恋しくならない理由"


都会とは言いにくいけど、都内まで電車が通る場所に住んでいた私。

仕事の関係で、田舎にプチ移住を開始しました。

街にスーパーが1つしかない。

コンビニまでも車ないと行けない。

電車も通っていない。

初めに来た時は、間違いなくホームシックになると思った私。

絶対に都会が恋しくなって直ぐ都会に繰り出そうと企んでいた。

のに!!!

全く都会が恋しくない。全然帰りたいという気持ちが湧かない。

なぜなのか? 考えてみたら、大切なことに気付きました。

そんな私の気づきを3つまとめてみました。


①田舎には、広告に触れる機会がない

■ クリスマス広告ツール「LUMINE」|トータルデザインのユーム|note

1つ目は、田舎には広告に触れる機会が圧倒的に少ないこと。

以前の暮らしでは、都内へ向かう電車の中で脱毛の広告、英会話の広告、成功者の本の広告、マンションの広告・・・・。

自然と「普通は、〇〇をするんだ」「みんなに認められるには、〇〇しなくては。」と毎日のように刷り込まれていた事に気付きました。

田舎は、広告というものに触れる機会が圧倒的に少ない。

そこで得られたのは、自分基準で満足する事と心のゆとりでした。

知らない誰かが作った像に踊って背伸びをして頑張りすぎず、自分が満足ならそれでいいって思えるようになって、心がすごく楽になりました。


②人との距離がとても近い

iOS の画像 (5)

2つ目は、人との距離が近くて、家族のような温かさがあること。

農家さんのお手伝いをしたら、ご飯を用意してくれて、家族と一緒にご飯を食べて、片付けも一緒にする。

仕事で行った先で、お茶飲みに家に今度おいで〜!て誘ってくれる。

知らない間に、あだ名をつけて呼んでくれている。

連絡は、口約束多め。メールより電話。

SNSが発達する中で、近くなったようで遠くなった人との距離。

こんな圧倒的にアナログなコミュニケーションがあるだけで、「この町に来て良かった。」「もっとずっと居たいな〜。」なんて思ってしまいます。

田舎は、町全体が家族以上の温かさがありました。

都会にいた時より、意識せずSNSを見る頻度も減りました。

人とのつながりを感じられるだけで、人は安心出来る。


③圧倒的に面白い人がたくさんいる

画像3

田舎の人の話って、圧倒的に面白い。

なぜだか考えたら、答えは簡単。

「生きることと、暮らすことが直結しているから」

自分たちで食べ物を育てるのが当たり前。

家を作るのに知り合いの大工さんの相談するのが当たり前。

生活が遠い誰かが作ったものじゃなくて、自分たちで作っているから面白い。

都会にいると、見えないお客さんの為に働いたり、Made in Chinaや東南アジア産の商品が溢れていて、知らない遠くの誰かが作ってくれたもので生活していたり。

田舎は、そうじゃない。

自分たちで暮らしを作っている。

だから、圧倒的に面白い人が多い。


こうやって書いて、改めて田舎の良さを感じました。

「人と比べて息苦しいな」「自分のペースで暮らしたいな」

そんな人には、ぴったりの暮らし方かもしれません。

住んでみて感じた、元都会暮らしが推める田舎暮らし。

ぜひ近場で数日からでもやってみてください。

帰る頃には、心がふっと軽くなっているはず。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?