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副腎疲労症候群(アドレナルファティグ)とHSP Part1

精神科医の長沼睦雄先生の著書
「敏感すぎる人のいつものしんどい疲れがすーっとラクになる本」
にも出てきた
副腎疲労(アドレナルファティーグ)

副腎疲労症候群を知ったのは
かれこれ6年くらい前かな
疲れがとれなくて
いつも怠くて
超低体温&冷え性
朝は使いものにならなくて
毎日気合いで過ごしてるような
感じだったから
慢性疲労は副腎疲労かもしれないって
知ったとき
これだ!!って思ったのを覚えています

副腎疲労症候群とは
長期にわたるストレスや
急激な環境の変化などで
副腎が疲弊して
様々な症状が引き起こされるもので

副腎では副腎皮質で作られるホルモン
コルチゾールやアルドステロン
コルテコステロン・DHEA
副腎髄質で作られるホルモン
アドレナリン・ノルアドレナリン
があります

副腎疲労は副腎皮質で作られる中の
ストレスホルモンと言われるコ
ルチゾールと
自律神経が密接に関わっています

コルチゾールは体内で生産される
最も強力な抗炎症物質で
普段はサーカディアンリズム(体内時計)に合わせて
朝の8時頃をピークとして
分泌されている物質です

このコルチゾールがストレスによって
どんどん分泌され(警告期)
分泌され続け(抵抗期)
分泌出来なくなっていく(疲弊期)
という段階を経て
副腎疲労症候群となっていきます

それぞれ症状がありますが

寝ても寝ても疲れがとれないとか
やる気が出ないとか
集中力がなくなったりとか
免疫力低下(風邪を引きやすいとか)
怒りっぽいとか
不安症とか
うつっぽい感じ
低血糖症
起立性低血圧etc.



HSPは神経が敏感なので
ストレスを感じやすいから
副腎疲労症候群に
なりやすいとおもわれるのですが

エレイン・N・アーロン博士の著書
「敏感すぎる私の活かし方」の中で
敏感な子供たちの体液には、
ストレス下においても
リラックス状態でも、
コルチゾールが多く含まれていた。
っていう記述があるのです

この多く含まれていたっていうのが
どうゆう状況なのかが
ちょっと疑問でもあるのですが

コルチゾールは健康な人であれば
マックス100くらいから40くらいの数値を
サーカディアンリズムにそって
分泌されているので
時間帯によっても違いがでます

多く含まれていたというのは
HSC(Highly Sensitive Child)ではない子に比べて
HSCの子の方が
多かったっていうことなのかな

リラックス状態でも多かったってことは
常に常にコルチゾールの分泌が
一般の子たちより多くて
それはもしかして副腎疲労に
つながるのかなって

思い返してみると
子供の頃から
寝ても寝ても疲れがとれないとか
むっちゃよく風邪を引いたり
超怖がりで不安だったり
起立性低血圧と診断されたり
思い当たることが多い。。。。。

なのでHSPの人の子供時代
HSCの方は程度の差こそあれ
副腎疲労気味
もしくは副腎疲労で
その先に長沼先生の本による
脳の炎症による疲労感に
いきつきやすいのかなって思います


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