パラノイアだからこそ生き残れる
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。
わたしは臆病者なので
安定的な医療従事者という
専門職を去り、起業する際
大きな不安を抱えていました。
ほとんど遊びのような形で
イベント主催を経験しただけで
営業や経営などの経験が
ほとんどないからです。
先人達は
この恐怖をどう乗り越えたのか?と
あらゆる書籍を読み漁っていた時
私を勇気付けてくれたのが
アンディ・グローブです。
インテルの創業者の一人である
アンディ・グローブは
著書「インテル戦略転換」の中に
このような言葉を残しています。
『パラノイアだけが生き残れる』
パラノイアとは
重度の心配性のこと。
わたしは常に自分の未来が
心配と不安の渦の中にいて
息苦しく生きていました。
この言葉を知ったとき
ものすごく肩の力が抜けたのを
覚えています。
そもそも無知だから
学んでいくうちに
ビジネスの世界においては
どんな方を助けたいのか
お客さまはどんな課題があるのか
市場や競合はいまどんな動きなのか
製品の設計の仕方は
価格帯はどうするのか
発売時期はいつなのか
などなど
細かなところまで徹底的に
心配するようなタイプじゃないと
継続していけないのだ。
むしろ重度に心配性な者だけが
生き残っていける世界なのだ
と書いてあったのです。
アンディ・グローブの最大の功績は
インテルという会社を
マイクロプロセッサという
コンピューターの心臓部に
特化した会社にしたことです。
彼は、異様に心配性だからこそ
IT業界の大きな変化に敏感となり
変化の予兆に対してアンテナを
立てていたのが大きいです。
私は心配性だから
なかなか一歩踏み出せない
という方は多いと思います。
でも心配性だからこそ
注意深く物事の流れを見つめて
モノの見方を深める経験を
積み上げることを継続することで
変化の激しい時代を
生きぬいていくことができます。
パラノイアである自分を受け入れて
勇気をふり絞って一歩踏み出すことが
世界を少しでも変えるきっかけ
になったら楽しいと思いませんか。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
管理人のさおりんでした。
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