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昨夜ベッドに入り、友人とLINEした。振り返りをはじめると、もっともっとと欲が出てくる。振り返りとは、そういうものだ。27年付き合ってくれている友人は、それがさおちゃんや、と笑ってくれた。これでいいんだなと、嬉しかった。一旦終わりを迎えた時は、もうこれ以上は出ないと思っていたはずなのに。振り返る時には、書いていた時の自分より少し成長しているから、もっともっとと思う。こうして、経験を重ねることで、気づけば成長してた、の状態がいいんじゃないか。この経験ができることが、嬉しいし、ありがたい。お金を払ってでも経験したいが、お金では買うことができない経験なのだ。

こうして振り返ることで、ひとこと、いち文がもつ力を思い知る。嬉しいも悔しいも噛みしめて、またペンをもつ。その気持ちが芽生える仕事であり、だから好きなのだ。ゼロかイチかの世界ではない。

どこまでも磨き上げることができて、完璧は、ない。簡単にできてしまうことならば、こんなにも面白い世界ではないのだろう。

点と点とをつないで、どこまで線を延ばしていけるだろうか。今、すごく大事な感覚を味わえている気がする。目の前で書いている物語をどこまで届けられるか。自分ごとになるひとたちを、どう増やしていくのか。レンズに映す世界をどこまで広がるか。逆側の視点からみると、その場面はどう映っているのか。

ひとりの人の物語が伝えるものは大きい。書きすぎることもいけないと思うが、ついたくさん書きたくなる。そこを考えていきたい。

平川さんに取材させていただき、生きる上で、ビジネスで、大切にしていきたいことを、たくさん教えてもらいました。ご一読いただけると嬉しいです!


明日は小倉へ取材に行ってきます。

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