好きな人ができると、その人が聞いている音楽を聴きたくなる。その人が読んでいる本を読んでみたくもなる。同じ映画を観て、同じ景色を見る。同じ街を歩き、同じレストランで同じメニューを食べる。その場に一緒に居なくても、たのしい。こうして世界中のどこにいても、誰とでも心を通わすことができる。互いの言葉がわからずに直接話すことができなくても、間に入るものの存在があれば心を通わすことができる。例えばそれは、旅先のマクドナルド。パリのドミトリーで出会ったアメリカから来た旅人と友人と、サクレ・クール寺院を目指す。文章にもならないカタコト英語で会話をしていたが、一緒に食べた「マクドナルドをなんと呼ぶか?」について話し始めたら、距離がギュッと縮まった。関西人の友人は「マクド」。九州人の私は「マクドナルド」。アメリカからの彼は「McDonald’s」。めっちゃ発音ええやん!と。マクドナルドが、いい仕事をしてくれた。映画、本、景色、旅、経験、マクドナルド。。みな、同じものを食べて見て、生きている。それぞれの思いを出しあえばおもしろそう。ひそかな愉しみから話がだいぶズレたけど、そういうことで今日も本を読む。
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