『断片的なものの社会学』を読む。
京都に帰省中、大学時代によく行っていた本屋に行った。
その本屋は喫茶店も併設していて、喫煙席もあるのでよく作業をしに利用していた。
そこで岸政彦さんの『断片的なものの社会学』を買う。もともとは違う本を探していて、目的の本が無くてどうしようかと思っていたら、ふと目に入ったこの本のタイトルに惹かれて買ってしまった。
著者である社会学者の岸政彦さんは、ある歴史的な出来事を体験した当事者個人の生活史の語りをひとりづつ聞き取るというスタイルで研究をしていて、この本はそんな聞き取りや、