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パニック実況生中継という記事を書いてみたい

こんにちは、さんくです。

僕は、パニック症候群といわれるものにかかったことがあるかないかは分かりません。(専門医じゃないんだもん!)

ただ、生涯で2回だけ「ん?これってパニックになってる?なんか、すごい恐いんだけど」という経験をしたことがあります。

一度は大学生時代。今でもよく覚えてますが、夜11時くらい家の廊下からリビングに入った途端、ガタガタガタと頭の斜め45度くらいから音を立て始め、その音がだんだん頭に迫ってきて、頭に入った途端、心がガタガタ震え始める。

はじめての体験で「何?これ」状態。いや、何?これ?とも認識できないくらい、頭は真っ白で、とにかく恐怖。

死ぬかもしれないし、頭が発狂するんではないかという不安と、おかしな人間になる入口に立ってる感覚。

足を踏み入れたくないけど、もう自分は自分ではなくなって、このままヤバい奴で一生歩いてく人生になるという絶望。

リビングに鏡があるんですが、顔を見れば見た目は普通。普通だけど、心は「ギャーー」と叫んで、頭を抱えて「ウワッーー」となり、母親らに「どうしたの!」となるんじゃないかという不安。

急いで部屋に戻り、ハァハァと呼吸を整え、怖くて怖くてたまらない時間。

その夜は、部屋の電気、テレビをつけっぱなしにして寝たのを今でも覚えてます。

もう一回は、仕事のデスクワークをしてる時。シチュエーションは違うものの、まあ同じ感じで、このまま死ぬのか?同僚に見られたくないと慌てて一人になれる場所を探したといった感じです。

当時の二つの状況からストレスからくるものは確定で、現在は、その場所と一番離れたライフスタイルなので、またあの怖さがくるのは想像し難いです。

しかしパニックでも、僕の中では大中小があり、小の小くらいのパニックなら時々なることはあります。

心がザワザワして、なんだか落ち着かない。このまま「中」を経て、頭を抱えて発狂する「大」になるんじゃないかという不安。

そんなとき、僕は自分の体が不安に怯えてる現実を、全部実況生中継してみたい。

頭は真っ白なのは分かる。分かるけど、全意識を自分に向け、「手は?足は震えてるんか?」手のひらは?汗びっしょりなのか?

さあ顔は?過呼吸?息の仕方が分からないのか?吸って吐いてのやり方が分からないのか?

口は乾いてるだろう?歯と歯をガタガタ言わせて震えてないか?心臓は、1秒に100回くらいドクンドクンいってるだろう?

恐怖の根源は何だ?やっぱりそのままバタンとしぬことか。それとも周りに変やヤツ、「大丈夫?この人?」と思われるのがイヤで嫌で仕方ないことなのか。


ということを全部、携帯のメモ書きに書いてみたいw

分かってます、それどころではないのは。スマホすら持てないのも分かってる。今を乗りきるのが精一杯なのも分かるし、いま心が平穏だから、そう言えるのも分かってる。

しかし、パニックに2回イヤな思いをさせられてのリベンジです。

次こそは、こんなにガタガタ震えて不安のどん底でも、メモ書く余裕はありまっせ!と思い知らせてやるのです。

しょーもない宣言にお付き合いいただき、ありがとうございました!


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