池波正太郎『味と映画の歳時記』

味と映画の歳時記 (新潮文庫 い 16-28)

橙だいだい、自家製のハムやバター、牛乳、パン、汁粉、浅蜊のむき身、白菜、柚子、鶏肉の細切れ、焼豆腐、タマネギ、マギーの固形スープ、鯛、白身の魚、豆腐、ミツバ、貝柱ハシラ、牡蠣、豚肉のロースの薄切り、ホウレン草、常夜鍋、鰻、新香、独活うど、蛤、ビフテキ、ホット・ローストビーフ・オン・トースト、鯛の刺身、桜鯛の塩蒸し、芽しょうが、生醤油、蛤の吸物、ヌタ、七味トウガラシ、繊切りにした大根、初鰹、卸ショウガ、枝豆でビール、生鰹節なまり、茹でたジャガイモ、ポテト・フライ、新キャベツ、シャンパン、ロール・キャベツ、キャベツと胡瓜の塩漬け、鮎、酒飯、さくらんぼ、茄子、鰯、サツマイモ、タクアン、福神漬、ラッキョウ、白瓜のサンドイッチ、煮た杏、イチゴのシロップ、コハダの新子、イカの新子、小鯛、……。

――ごちそうさまでした。

参考：
池波正太郎『味と映画の歳時記』（新潮文庫）、新潮社。
昭和六十一年四月二十五日　発行
平成四年十二月十日　四刷
カバー＝池波正太郎
挿画＝池波正太郎